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□ ページ8
｢ん？｣
《淳太くんの事好きなん？》
｢え？｣
《え？ちゃうの？》
｢え。淳太くんって誰？｣
《は？》
｢え？｣
《ほら、金曜の6時間目いっつも校庭見てるやん》
｢う…うん｣
《見てる方向大体、淳太くんやから。淳太くんの事好きなんかと思ったわ》
｢じゅ…淳太くんって、中間先輩？｣
《中間先輩…(笑)そうそう、中間先輩(笑)》
｢うん。見てる…ってえ！？バレてたの！？｣
《バレてるバレてる(笑)》
｢藤井くんいっつも寝てるやん！｣
《いや、起きてるし 》
｢え。まじかよ…｣
《で？淳太くんの事好きなん？》
｢んー…好きなのかな…？｣
《なんで疑問形なん(笑)》
｢だって、中間先輩の事そんなに知らないし…｣
《んー、あ。俺に抱く感情とさ淳太に抱く感情ちゃうやろ？》
｢うん。全く。｣
《恋してるんちゃう？》
｢んー…｣
恋してるなんて、自分でも気づいてるけど恥ずかしくて濁らせてしまった…
周りから見ても恋してるように見えるんだ…
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作者名：巨人の飼い主 | 作成日時：2017年4月6日 1時
