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比?「ほーう、気づいたんか」

仁?「貴女には言っていませんでしたから、バレないと思ったのですが」



相手コートにラケットを向けると2人は頭に手を掛けてそれぞれ銀髪と茶髪をズラした




比「ですが、なぜ気付いたのですか?」

『んー、匂いですかね
サーブ譲るってボール渡してくれた時、見た目は柳生先輩なのに香りが仁王先輩で

それに、足音も少し違ったんです』


仁「おまん、動物かなんかか…?」

『洞察力はいい方なんですよ
それに、コート上の詐欺師相手じゃ五感も冴えます』




楽しい、彼のプレイは好きだ
懐かしくも感じる
それ故に、少し怖い




仁「侵略すること 火の如くっ!プリッ」


『あーも〜、それ地味に重いんですよね』



ゲームは続き、4-3のAリード
しかし、仁王が真田へとイリュージョンして取っては取られの繰り返しになっている



仁「悔しかったらお前さんもやってみんしゃい」

『…後悔しても知りませんよ?』



スウッ────



『負ける訳にはいかんのだぁーー!
キェエエエエェーーイ!!』

比「ちょっ!仁王君っ!どうするんですか!」

仁「ふんっ、知れたこと
完膚なきまでに叩きのめすのだっ!ピヨ」



こうして、真田vs真田·柳生の試合が始まった





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真「む、俺がいる」

赤「うわー、真田副部長が3人…」

幸「ふふ、これは面白いね
イリュージョン対決になったか」



他のメンバーは一足先に休憩に入り
A達の試合を観戦する事にした





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なっちゃん - 名前変換が適用されてないところが冒頭にありました……作品は面白かったです! (2019年5月8日 1時) (レス) id: 23ec0b6f3e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆえ | 作成日時:2016年9月11日 11時

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