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赤也よ、どうやらお前の読みはハズレらしい
無事についた教室に入ると、待っていたのは告白なんて雰囲気ではない
数人の女子生徒(みんな知らない人)
a「よく来たわね」
『あー、まあ赤也に言われたから?で、何?』
b「あなたどう言うつもりなのよ!」
『どう言うつもりも…意味がわからん』
c「なんでマネージャーなんてやってるのって事よ!!」
『なんでって…幸村君に誘われたから
テニスは好きだし、だからやってる』
b「なっ!幸村様を君付けなんてそれに切原様も…アンタ!生意気よ!!」
なにそれ、すっごい理不尽…
てゆうか、切原様って…やばい、笑いそう…
a「とにかく!マネージャーなんて辞めなさいよ!
どうせテニスが好きなんて適当言って、色目使ってるだけなんでしょ!?」
心外だ、自慢じゃないけど私は結構有名ではある
それなのに色目使ってると言われるとは思わなかったよ
『あのさぁ、アンタらにテニスの何が分かるわけ?顔がいいからって悲鳴上げてさ
迷惑だと思わない?テニスってすっげー集中力使うわけ
アンタらの応援はただの邪魔にしかなってないの、それに、上辺だけで人を選んで妬んだりして楽しい?
とにかくマネージャーやめる気はサラサラないから、話は終わりね』
言いたいこと言って、スッキリ
もう話す事はないと思って、音楽準備室を出ていった
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いっ方、その頃
幸「あれ、真宏がまだ来てないようだけど?^^」
赤「あ、Aなら遅れて来ますよ〜
なんたって今は…ぷぷ」
丸「なんだよい、赤也もしかしてそれって」
赤也の反応に何か気付いたのか丸井もつられてニヤニヤとしだした
赤「そうなんすよ!朝、音楽準備室に来てくださいってメモが入ってて
ありゃ、ぜってー告白っスね!間違いない!」
仁「ん?、音楽準備室?」
赤「どうしたんスか?仁王先輩」
仁「いや、さっき何人かの女子が5階に上がってくん見たんでのう、ちーと気になっただけぜよ」
真「そう言えば俺も、すれ違いざまに何人かの女子が音楽準備室にちゃんと来るか、と話しているのを耳にした」
ジ「てことはそれ、ヤバイんじゃねーのか?」
部室内が沈黙に変わる
仁王と真田の二つの証言により、メンバーの頭に浮かんだのは「リンチ」と言う三文字
赤「て、ことは…!!、Aっ!」
状態を理解した赤也が部室を飛び出し、呼び出された場所へと向かって行った
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なっちゃん - 名前変換が適用されてないところが冒頭にありました……作品は面白かったです! (2019年5月8日 1時) (レス) id: 23ec0b6f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆえ | 作成日時:2016年9月11日 11時