【テニプリ】最強ガールが出会ったのは (ページ36)

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『幸村く、…先輩
作業終わりました、他にもする事はありますか？』

幸村とは普通に会話をしていた為なかなか敬語に切り替えるのが難しい

幸「クスッ、真宏に敬語はなんか変だね
俺には普通でいいよ？」

『ありがと、こんな事になるなら最初から年齢聞いとけば良かったね』

幸「気にしなくていいよ、俺も聞かなかったし
そうだな、今は試合もしてないから特にないかな…また少しラリーするかい？」

『いいの！？』

やはりテニスは相手がいるからこそ楽しい
好きな事ができるのはテンションが上がるのだ

幸「ふふ、そうだな手が空いてるのは…」

真「俺がやろう
丁度、手が空いたのでな」

幸「真田、か…
いいよ、頼むよ真宏、ラケットはこれ使って」

幸村からラケットを借りると、前の様にネクタイを外してストレッチをした

彼のプレイは見た事がない、だがスコアで見た限り、一筋縄では行かないのは確かだ

そう言う相手こそ、わくわくするし、楽しい

『よろしくお願いします、真田先輩』

真「うむ、サーブはお前に譲ろう」

こうして、ラリーと言うなの１球勝負が始まった

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