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無茶するなと、光はいつも怒ってくる
このままだとまたお小言をもらいそうだと思い、光を無視して奥に見つけた階段まで向かった
光「あー、じゃあ切原、俺もう行くな」
赤「あ、ちょっ!財前っ!」
光「そうや、アイツと同じクラスになったら頼むわ」
一言だけ残すと、光も奥にある階段へと向かう
残された赤也は、よくわからないと顔をして呆然と立ち尽くしていた
仁「ククッ、無茶しよるのう」
比「ですが、高校生から子供を助け海に飛び込むては、素晴らしい方ですね」
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幸村side
突然、赤也が誰かを呼んだと思ったら、確か四天宝寺の2年生だったかな。
だけど、そんな事よりも俺が驚いたのは彼がここにいる事でも、突然ボールが飛び出した光景でもない
それを打った人物、それだけだった…
あの黒いジャージ、合わせたラケットバッグ
あれは確かに真宏の姿
一瞬、試合をしに来てくれたのではと思ったけども彼は俺が通う学校も知らない
でも、クスッ…
日本一と言うのは伊達ではなさそうだ
あのスマッシュに、あの回転
俺は、勝てるのかな…?
かつて俺を救ってくれたあの約束
それまでに俺も、練習を重ねておかないとね
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なっちゃん - 名前変換が適用されてないところが冒頭にありました……作品は面白かったです! (2019年5月8日 1時) (レス) id: 23ec0b6f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆえ | 作成日時:2016年9月11日 11時