【テニプリ】最強ガールが出会ったのは (ページ18)

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「なっ？！んだよ！！？」

『お兄さんらーちっさい子虐めて情けないっすわー』

綺麗に砂浜へ着地したAは、煽るような口調で近づいていく

そこには小学校4.5年生くらいの少年2人とそれを虐める高校生3人が立っていた

先頭に立っていた高校生は顔面の前にボールを放った事に腹を立てている様子

『いい年して子供相手に情けない』

高a「あぁ！？てめえには関係ねぇだろ！？
」

高b「ちびはすっこんでろ！」

確かに身長160もないしな～なんて思ってはいるが、そんな事今はどうでもいい

お決まりなセリフになんて返そうかと思っていたら1人の男が殴りかかる

高c「なんとか言えよごらぁ！」

ボールをヒョイっと地面に置き横にちょっと避けてみたらわ綺麗にボールを踏んで転んでくれる

いつもの様に細めた目で他のふたりを睨んでみるとアッサリ逃げ帰ってしまった

『あー…行っちゃったよ
で、君ら大丈夫？なんかされた？』

聞けばサッカーをしていたら高校生達が突然ボールを奪ってきて返してと叫んでいたら海に蹴り飛ばされたらしい

海の方を見てると確かにある
プカプカと浮いてるサッカーボールが

持ち主なのか少年が１人泣き出してしまった
確かに、この時間だ波で戻って来るのを待つと時間がかかってしまう
そんな事してたら家に帰って怒られてしまうかもと思ってると、ガードレールの奥を光が走ってくるのが見えた

まぁいいかと思い上のジャージを脱いで

『ちょっとこれ預かっててー』

と、少年達に一言放つとおもむろに海に飛び込んだ

光「あー、ほんま何やってん…」

赤「おい！財前！あいつ！」

すると光の元へR達がやってきた
浜辺入るにはもう少し奥の階段へ行かなくてはならない
とりあえずガードレールの上から見てる光に赤也が話しかける

光「まぁ、気にせんといて下さい
アイツ泳ぎは得意ですから」

と見ていると少年達のとこへサッカーボールを持ったAが戻ってきた

「「ありがとう！！」」

『んーいいよいいよ
早く帰らないとおかーさんに怒られるよ』

とジャージを返してもらい女の子らしいニコっとした笑顔で手を振った

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