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親船の暗殺未遂
組織の抗争
統括理事の暗殺計画
らしくもねェ正義に溢れた物が
何もかもが片付いて
土御門が一言呟いた
「帰るか、闇の世界に」
俺らのいる暗部は
あのガキがいる世界とは真逆の場所だ
光の影に隠れて仕事をする
表のヤツらがやれないような汚ねェクソ仕事
「どうした?帰るぞ、一方通行」
「あァ。」
あの医者から聞かされた話は
こちら側の闇の話だった
悲劇を抱えた異常者が
飲まれては壊されるなンてのはよくある話だ
そのおかげで出来上がったのが
穴のあきまくったあのオンナ
だが、アイツはもう光の中の人間
それがまたあのガキみてェに巻き込まれようとしている
俺はどォしたいンだろうな…
一流の悪党になることを決めた
美学ってやつを極めて裏っかわからアイツを守ると決めたンだ
未練なンてのはさらさらねェ。
それなのに
Aを闇に突き落としたのが俺だったなンて
そりゃ思い出せねェはずだ
思い出したくもねェ、研究所をたらい回しにされてたことなンて
クソ忌々しくて忘れちまいたい事
そうだ、たまらねェンだ。
もう俺のせいで関係ねェ一般人が壊されるなンてのは
嫌で、嫌でたまらねーンだ
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弦一郎(プロフ) - りほさん» ありがとうございます^^原作が小説のものってなかなか難しいですが、楽しんでいただけたら幸いです。 (2019年8月25日 22時) (レス) id: eb78cccc43 (このIDを非表示/違反報告)
りほ(プロフ) - 相対性理論からきました!書き方が本当に好きですぅ…。 (2019年8月25日 21時) (レス) id: 020412926d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:弦一郎 | 作成日時:2019年8月25日 0時