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人が大勢いる街中にいるのはあまり好きではないんだが

こういう時には大助かりだ。


そこらじゅう、ありとあらゆるAIM拡散力場が飛んでいる




磁力、風力、空間移動に視覚操作

様々な能力がその辺に転がっていて選びたい放題



だからといってそれをひたすら使い続ければまた入院確定だから



こうしてただ走って逃げるのが一番なんだけど




『しつっこいなぁ!』




ヤツらがなんで私を追ってるのかはわからない


風紀委員としてなら
能力者から反感を買ったのかもしれないけど



アイツらは無能力者
これといってなんらかの力を持ってるわけじゃなかった




これ以上は、逃げてても仕方ないか。




人通りも減ってきた町外れの路地裏に誘導する




風紀委員としてじゃなく、無条件に感知するAIM拡散力場から逃げるため

人が少ない場所なら誰よりも把握してる。




『はぁっ、もうダメ…あんたらめんどくさすぎでショ』

「はっ…やっと、諦めたか…」

「これでお前を連れていけば俺らは報酬金が貰えるってわけだ…はぁ…」




私も彼らも息がきれて酸欠状態

病院からかなり移動したもん。




『…なるほど私を捕まえてお金を貰う
どこかバックがついてるわけだ
けどいいの?仮にも風紀委員の人間にそんなことして』



人攫いなんてよく考えたもんだけど
風紀委員を狙うなんてバカなやつ


相手は誰だ〜?


そうとうな恨みを持っているのか
はたまた個人的な何かか…




「はぁ?そんなのはどうでもいいんだよ」

「俺らはただお前をさらってこいって言われただけなんだからよ」

『なるほど。』




風紀委員が関係ないのなら
ここで捕まってみるのも手かもしれない



誤魔化されたバンクの中身
そして私の知らない私を知る、チャンスなのかもしれないと



襲ってくる二人を見てのんびりと考える




けど、そんなこと結局は全て無いものにするように吹っ飛ばされてしまう




「「ぎゃあああ!!/ぐっあがァァっ!」」



『わーお、なんてタイミング…一方通行』

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弦一郎(プロフ) - りほさん» ありがとうございます^^原作が小説のものってなかなか難しいですが、楽しんでいただけたら幸いです。 (2019年8月25日 22時) (レス) id: eb78cccc43 (このIDを非表示/違反報告)
りほ(プロフ) - 相対性理論からきました!書き方が本当に好きですぅ…。 (2019年8月25日 21時) (レス) id: 020412926d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:弦一郎 | 作成日時:2019年8月25日 0時

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