検索窓
今日:11 hit、昨日:4 hit、合計:73,508 hit

18 ページ18

初「ほ、ほんとうにどうかしましたか?
急に仕事をするなんてどうしちゃったんです!?」




急に真面目にパソコンと向き合いだすAに

初春、白井は魔物でも見たように驚いた顔をしていた




白「嵐が…嵐がきますの…!」

初「天変地異ですね!?」



…失礼だなぁ
でもこうしてパソコンと向き合うのは初春ちゃんの役目

私はそれをのほほんと見たり、頼んだりする側


こんな姿を見るのは年に一度お目にかかれるかどうかって具合だから仕方ないか




初「こ、壊さないでください!
お願いですから、壊すことだけはやめてください!」

『任せろ
それに伊達に初春ちゃんの超絶テクを見てたわけじゃないから』



ポチポチとタイピングして
目的のものを探していく



私の能力吸収は別にAIM拡散力場を吸収し能力を使うだけじゃない



技能だって時には盗める


それでも初春ちゃんのスペックに劣るのは
彼女は本当にこの分野にのみ長けすぎてるからで…




『あった』


初「何を調べてたんですか?」

白「どれ…って、なんですの
ただの書庫のデータじゃありませんの」



それも、志生 A。私の。




白「たく、珍しくなにかと思えば風紀委員の仕事とはなんの関係もないじゃありませんか」

初「言ってくれたら私が調べましたのに」

『あー…いいから白井の言う通り仕事じゃないし
初春ちゃんもお茶飲んで休んでて』




そう言って二人を座らせて
またパソコンと睨めっこ



感謝状を見た時いい案だと思ったんだけどねぇ


こんな街だ


成績表みたいに、私の過去がデータで残ってると思ったんだけど。




バンクじゃ安直すぎたかな
どれも知ってることばかり


能力値とか学校
あとは今まで受けた実験内容に使われた薬品


完全にこれは、学校や病院向けの情報…



『あれ。』



面白みもない自分の軌跡におかしな所をみつけた


それは、私がまだ10歳そこらのとき


『(…私を拾ったのはあの医者なはずだが、)』




記憶というのが一番曖昧な時期
私はあの医者にどこかの施設とやらで保護されたと聞いたんだが



…なんで、ちゃーんと学校に行ってることになってんのかねぇ。

19→←17



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
61人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

弦一郎(プロフ) - りほさん» ありがとうございます^^原作が小説のものってなかなか難しいですが、楽しんでいただけたら幸いです。 (2019年8月25日 22時) (レス) id: eb78cccc43 (このIDを非表示/違反報告)
りほ(プロフ) - 相対性理論からきました!書き方が本当に好きですぅ…。 (2019年8月25日 21時) (レス) id: 020412926d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:弦一郎 | 作成日時:2019年8月25日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。