【とある】感情倫理

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打「遊びに来たよってミサカはミサカはゴーカイに突撃してみる！」



さっそく、打ち止めは病室にやってきた



相変わらず、微弱な電磁波を飛ばして




打「ねぇ、さっき先生に聞いたんだけど
あなた一方通行に助けてもらったってホント？ってミサカはミサカは訪ねてみたり」

『一方通行…
あー…知り合いなの？』



なんだか今となっては懐かしい名前だ
当然ながら彼がお見舞いなんて来ることは無い


まぁもっとも、もう会うこともないだろう


よくわからん仕事とやらもしてるみたいだし




打「ミサカはね、あの人のおかげでこうして生きていける
この前も助けてもらったばっかだし、ってミサカはミサカは吐露してみる」

『ふーん
…やっぱいい人だよね、あの人』




話を聞いてると、正義のヒーローみたいな人だ



一方通行の話は噂程度にしか知らない

学園都市の最強の超能力者



その肩書きのお陰で不良やいきがった能力者に絡まれることもしばしば



それまでが認識と、風紀委員として聞いた話



あとは…



私と、似たような過去を持ってるって
あの医者に言われた




打「うんすっごく…ミサカの事命を張って助けてくれた
ほんとは自分が一番傷ついてるのに。
だからミサカはいつか恩返しできたらなって思ったりしてるんだ」




だからかな、彼女の言葉を聞くと

知ってみたいと思ったんだ


興味とか好奇心、暇つぶし。


どれがホントの理由かはわからないけど



彼女が語るあの人を知りたい、自分を知りたい



この子の感情がなんなのか


私のこの感情がなんなのか、知りたい

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