【テニプリ】最強ガールが出会ったのは６

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跡「今日の練習はオフ
気晴らしに室内プールでの遊びとする」



ドヤァと言い放った跡部にため息が出る


連日こうして練習ばっかでオフは大事だが今回ばかりはいらない



マネージャー業がなくて気を紛らわす術がない



しかも、


南「あーかやくんっ♪」

赤「お、南…ってなんだお前、まだ泳げねぇのか？浮き輪なんて持って」

南「む！そんな事ないよ！
流れるプールとか波のプールって言ったらコレでしょー！？」


…白のフリルがいっぱいの水着を着た南は真っ先に赤也の元へくる
まだ？

あー、そうだったね幼なじみ幼なじみ




Aは今回も黒のビキニ
他の学校の人はイメージ通りだと納得した




『…なんすか？柳先輩』

柳「真宏、痩せたか？」

丸「うっわっ、つーか細すぎだろい
これでパワーあるってありえねぇー…」

赤「なになにっどうしたんスか？」

ジ「いや、真宏ほせぇなって」


ガヤガヤと集まり出した立海
南が青学に戻った事で赤也も寄ってきたようだ



キョトンとして見る赤也
Aも自分の体をくるくると見ると以前よりもやっぱり細く感じるし
筋肉もなんだか増えた気がする、つーか目立つ？



『…私もトレーニングはしてますし
ここ器具とかも充実してるから』


とりあえず、そう言っておこう。






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笑い声が響く

流れるプールにスライダー
ここはどこまでも充実してる


遊びと言っても水の中を動くとなるとそれなりに体力向上に繋がるわけで


ストレッチをして普通の50メートルプールに行こうとしたら赤也に腕を取られた



赤「お前も遊ぼうぜ！こういうプール、家にはねぇだろ？」

『赤也…うん、そだね。遊ぶ』



真田や幸村は他校の人と話してる
柳はノートを片手に、仁王はふらふら


ブン太やジャッカル、他のメンバー達と流れるプールに向かう事にした

が、




…なにこれ、全然楽しくない




「ちょ、赤也くんっ！傾けないでよ！」

「なんだよ！泳げるって言ってたじゃねぇかよｗ」



ジローさんに桃城くん、遠山くんに向日さん他にもいっぱい
このプールでわいわいとしてるけど


全く面白くない


一番面白くないのは、赤也が南ちゃんの浮き輪の紐を引いてずっと一緒にいることだ



見たくないあんな光景
面白くない面白くない…



すうっと大きく息を吸って勢いよく底へ潜った
流れにそって足をばたつかせると進みは早い


色んな人の足を通り過ぎて、先へ先へと流れていった







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