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幸「クスッ、けど綺麗な髪だね
出会った時もそうだけど、どうしてジャージの中にしまってるんだい?」

比「そういえば、テニス中は出していますが
それ以外はしまってますし…切ったりはしないのですか?」



ふと、幸村君は解かれた私の髪へと視線を向ける
柳生先輩もじっと伸びた髪をみている


私も髪をひとつまみしてみる


なんで、か…



『あー…
その、アリアがあの尻尾気に入ってて
見えなくても私だってわかるから、って…』




チラリと周りを見ると
やっぱりみんな気まずそうにしていた


こうなるかなとは、なんとなく思ったけど…



比「すいません…私…
そうとは知らず失礼なこと『ちょ、2人とも!?』」



思わず先輩の言葉遮っちゃったよ

けど、それほどびっくりする位の行動だった




丸「すっげぇ!サラサラだぜい!」

赤「いいなー、サラサラ〜」




そう、両隣に座ってるこの2人が私の髪で遊んでいるのだ
気を使ってか、それとも素なのか



そうこうとわちゃわちゃしてると南が立海が集まるテーブルにやって来た


…因みに第一声は、赤也くんっ!デス





赤「ア?何?」


そして赤也は気まずそうに返事をする
が、なんか人相悪い人に見える




南「これから桃城君達の部屋でゲームするんだけど、来ない?」

赤「いや、行かねー」

南「えっ、でも…」



いつもは行くとすぐに返事をしてたのに今回はいや、これからは断る


そんな雰囲気のある返事に南は予想外とでも言いたそうな反応




赤「今はコイツといるからよ、いかね」

南「そ、そっか!ごめんね!
じゃあまた後でね!」



そう言って南は席から離れていく
横では事情を知らないブン太が赤也を茶化すが仁王に幸村はただじっと赤也を見ていた




『いいの?あんな態度とって…』

赤「いいんだよ、これ以上お前の事不安にさせたくねーし」



ヒソヒソと交わす私達の言葉は誰にも届かなかった




南「っ、なんなのよ…!」







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yue.(プロフ) - なっちゃんさん» なっちゃんさん以外にももしかしたら不完全燃焼にさせてしまってる方はたくさんいるかと思います。今回はもう数年も前のお話を今でも読んでくださる方がいることと、貴重な意見いただけて感謝です(´ω`)ドロドロしたお話も…いつか挑戦してみたいです笑 (2019年5月15日 6時) (レス) id: e7bb6442ef (このIDを非表示/違反報告)
yue.(プロフ) - なっちゃんさん» 遅くなってしまいすみません。復讐の部分はだいぶ悩みましたが、過激にすれば今までの雰囲気が壊れるかなぁと当時悩みました(;_;)個人的にはそう言うお話も好きですが、内容によって指定をいれなくてはならなくなったり好き嫌いもハッキリするのでこの形になりました (2019年5月15日 6時) (レス) id: e7bb6442ef (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん - なんか、小説は面白いんですけど南の回でもっともっと復讐?して欲しいです。派手にやり返さない赤也も主人公も腹が立って小説に集中出来ないです。もっと南に絶望を!! (2019年5月11日 4時) (レス) id: 0137e22542 (このIDを非表示/違反報告)
yue.(プロフ) - 煉海さん» 壊滅的な英語苦手ってどのくらいなのか困りますwwガッデム!! (2018年4月7日 1時) (レス) id: 327fda9cd8 (このIDを非表示/違反報告)
煉海 - 自分の英語力恨む赤也くん乙wwwwwww (2018年4月6日 22時) (レス) id: a0ddb5db9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆえ | 作成日時:2017年1月7日 21時

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