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侑「あー笑った腹痛い!」

『あのな仮にも人の親やで?』

侑「すまんすまん
けどさすがにあのテンションは…自分母親とそっくりやな!」


むっちゃえぇ笑顔しよるんやけども


まあこの爆笑はわからんでもない
うちもオカンのあのテンション好きやもん



『そうか?
まあ、お互いズボラなとことか似とるかもしれんけど…』



テンションに関してはどうだろ?
言われたことないから分からへん


ただ普段あの人を見とるからえっちゃんみたいな子が好きなのは事実



侑「あ、でも顔は似とらんかったな
市庭のオカンむっちゃべっぴんさんやった!」

『それ遠回しにうちの事バカにしとる?
顔はよぅわからんは、父親の顔は覚えてへんしな』

侑「へ?」



あら?楽しそうな顔がとまったで
これでいささか静かになるんとちゃう?



侑「あー…それはあの、すまん」

『気にせんでええよ
あのオカンがいるから騒がしさは2倍や
ま、あの様子じゃ今週は帰って来ないと思うけど』



ケンちゃんと仲直りした後は多分向こうの家にお泊まりやろ


冷戦は呆気なく終了
まあ、いつもの事や


いつだってあの人は恋する乙女ですから




侑「てとはお前家にひとりなん?」

『おん、だいたいな』

侑「…」



え、なに?急に黙りこくって
ついさっきまで色々語って、爆笑までしとったやないの。



侑「あんな?
一応良心として言ったるわ」

『おお、なんや?』

侑「こんな時間に、脚さらけ出してコンビニは辞めた方がええ」

『は?』

侑「だいたいお前下着見られて怒んのに
なんでそういう所気ぃ使わんの?
やっぱあれ俺悪ないよな?」



は?は?

と思いながら自分の姿を確認



部屋着のショーパン
上はVシャツ、んでパーカー

そういえば辛うじてある谷間がめっちゃ出てる…



侑「まあ、俺は巨乳派やからそこに関してはなんも思わんぶへっ!」



生足キック炸裂じゃ



侑「なにすんねん!?」

『うっさいわアホ!一言多いねん!』

侑「はぁー!?忠告やろこれは!良心!俺の!良い!心!」

『下心の間違いやない!?思春期か!お年頃チェリーボーイなんか!?』

侑「はぁっ?!黙れや!!」



ぎゃあぎゃあと騒がしさ


近所の家から、うるさい!なんて言われるまで私と宮侑との言い合いは続いたのだった



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弦一郎(プロフ) - 美雨さん» ありがとうございます(、._. )、 え、てか私も美雨さんの作品…好きです…! (2021年1月5日 14時) (レス) id: eb78cccc43 (このIDを非表示/違反報告)
美雨(プロフ) - 凄い好きです。めちゃめちゃ好きです…!笑 更新頑張ってください( .. ) (2021年1月5日 10時) (レス) id: 2e26338b40 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:弦一郎 | 作成日時:2020年12月23日 15時

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