【ハイキュー】能のないバケモノは爪を隠せず

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▼side 侑



治「…お前、何も話さんかったのそういうことやったん？」

角「ニヤけてたのもそれが理由？キショ」

侑「喧しいわ！
アレはちょっとテンション上がっただけで、制服なの忘れてトスあげたら
アイツが普通にスパイク打ちよったんやもん！俺悪くないやろ！！」



資料庫でも、普通にしゃがみこむのが悪い！

せや、俺は何も悪いことしてない！！




銀「つうかさっきの喧嘩もなんだったん？
褒めてんのか貶してんのかどっち？」

侑「褒めてへん！」

治「上手い言うとったやん」

角「そもそもなんでそんなにバレーやらせたがるの？」



やらせたがるってんなわけ…
ただ、腹たってくんねん



侑「アイツむっちゃキラキラした顔でバレーしよんねん…」



あんなに上手くて、楽しそうにバレーすんのに辞めたとかふざけたこと抜かすし



気に入らん、とにかくアイツだけは気に入らんねん！




治「…そういえば前に市庭がこんな事言っとったな」

侑「？」

治「自分は部活動は向いてない。って」

角「何それ、団体行動がムリってこと？」

治「さぁ？」




……なんやのそれ



バレーボール好きですけど、バレーボール部は嫌やってことか？



アホかいな
結果が出んのにバレーしておもろいわけないやろ



勝ちたい、強なりたいからバレーするし
全部ひっくるめてバレーボール、楽しええんや




“うちが打たしたるよ”




ああ…ホンマ、気に入らん



西野中、バレーボール部
県トップやったか？



銀「？ どないしたん侑」

侑「…なんでもあらへん。」




向いてない、そんな事どの口がいいよんのや


ならそれを黙らしたる


そんなの俺は絶対許さへんかんな。



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