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「これですか？」
『あーあー！それそれ！』
そしてあっさりと我が子の生命の起点が見つかった。
ついでに家の鍵と、趣味の悪いマスコットも一緒だ
「ていうかこれ家のですよね？
よく入れましたね」
『あ、はい、私家の鍵かけないので』
めんどくさくて
「……はぁ〜〜…ならそっちの方に放り込んでおけばよかった」
『え？』
男の人は盛大に肩を落としため息だ
幸せが逃げるぞ！
「アン…あなたがどこの誰だかわかんなくて、とりあえずうちに入れたんですよ
夜なのにこんな所で寝てたから」
『へ！まじ！？』
一瞬、アンタと言いかけていたが
こんな所、で彼ん家側のドアの横を指さす
まじか私、寝てたんか、そこで。
『なるほどどーりで…
昨日一緒にいたヤツらん中にこんな顔居たっけって考えてもわからなかったわけだ』
「………」
あからさまに顔をひきつる彼をよそにひとり納得する
そうか、どーりで、なるほどなるほど。
昨日ノリで引っ掛けて一晩を共にしたとかでもなく、ただの良い人だったわけだ。
『あ、そういえば財布とか携帯も置いてなかったですか？』
「財布？…ちょっと待っててください」
『はーい』
再びステイを言い渡されて数分
「うちには置いてないみたいです」
『あちゃー』
となればあれだ、行方不明。
「…もしかして失くしたんですか？」
『もしかしなくても、はい…』
がっくりと肩を落とした。
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弦一郎(プロフ) - 鷹鷹さん» ありがとうございます！頑張ります〜！！ (2021年2月14日 16時) (
レス) id: eb78cccc43 (このIDを非表示/違反報告)
鷹鷹(プロフ) - ﾒｯｯｯｯｯｯｯﾁｬｯ好きです…更新頑張って下さい！ (2021年2月14日 1時) (レス) id: a315003b9c (このIDを非表示/違反報告)
弦一郎(プロフ) - Nagitoさん» ありがとうございます！これからも更新頑張りますヾ(*‘ω‘ )ノ (2021年2月12日 15時) (レス) id: eb78cccc43 (このIDを非表示/違反報告)
Nagito(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです、これからの展開楽しみに待ってます！ (2021年2月12日 9時) (レス) id: 27cb39652f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弦一郎 | 作成日時：2021年2月6日 16時
