トリップした少女はシリアスをぶち壊したいそうです【名探偵コナン】

11話 ページ13

沖矢(赤井)side



今日の仕事が早く終わり、

工藤邸前につくと




貴「はぁ。ボロでないといいけどな...」


呟いている女性を見かけた

よく見ると昨日怪しい人がいると
坊やが送ってくれた女の写真の人にそっくりだった


確か名前は...

AAだったか



とりあえずチャイムを鳴らしそうだったので、声をかけた




沖矢「おや...どなたですか？」





貴「って、赤井...ん゛゛」




赤井だと？！！！！！


此奴...



そう思ったが平然を装って

沖矢「...赤井とは？」


と聞いた




貴「あっあ、う、え、と、そ、そう！！

あそこに赤い花があったので

赤いって言っただけですよ？！！」


...


随分とバレバレな嘘をつくやっだな。
隠す気がないのか...？


沖矢「そうですか...それで、どういったご要件で？」



貴「あ、この家の方ですか？私、この家の斜め後ろに引っ越してきたAAと申します。挨拶に来ました！」





沖矢「そうだったんですね。私は沖矢昴といいます。よろしくお願いしますね」



貴「はい。よろしくお願いします！

ところでこの家の表札工藤と書いてありますが
どのようなご関係で？」


ホゥー中々やるな...

一般人だったら当たり前に聞いてくる事だが、

俺のことを知ってるとなるとこの質問はしないんじゃないか。

...考えすぎだといいがな...



沖矢「ああ。訳あって居候させてもらってるんですよ」



貴「そうなんですね！」




沖矢「そうだ。立ち話なんですし、良かったら中に入りますか？お茶出しますよ？」


貴「え、」





沖矢「それとも...初対面の人と仲良くするのは嫌ですか...？」


俺の正体を知ってるという可能性がある以上、

このまま返すのは危ない


貴「うぅ...良かったら上がらせてください...」




沖矢「はい！ではどうぞ」


ドアを開けてエスコートした


貴「あ、ありがとうございます！」


〜


貴「うっわひろーい！！！！！」


ﾌｯまるで子供だな

それとも、

これまでが演技だったら恐ろしいやつだがな

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