3・佐久間大介 ページ4
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「さっくんおもーーーい」
佐「だっていま誰もいないから
Aに抱きつき放題じゃん！！」
そう、いま楽屋には私とさっくんの2人だけ
さっくんは常日頃からこんな感じだけど
2人きりになると余計にかまってちゃんで
イスに座って携帯いじってる私の後ろから
さっくんがもたれるように抱きついている
犬みたいで可愛い
「あ、これさっくんのお嫁さん？」
インスタを流れるように見ていたら
さっくんのTシャツで
見たことある女の子の絵があった
佐「そう！！！佐久間の嫁でやんす！
えっA覚えてるの！？」
「あれだけさっくんがTシャツ着たり
熱弁してきてたら覚えるよ〜」
佐「嫁が嫁を認知しているだと！？」
「どーゆうこと(笑)」
佐「Aが現実の嫁で
嫁が嫁を認知してるってことでしょ？
最高ピーマンじゃん！」
「私、さっくんの嫁なの？」
佐「そーだよ！当たり前じゃん！」
「ふふ(笑)当たり前なんだ(笑)」
こーゆうことを普通のテンションで言ってくるとこがさっくんらしくて面白い
佐「あ、やっと笑った」
「え？」
佐「A、今日ちょっと元気なかったっしょ？
佐久間さん気づいてたんだからねー？」
「っそんなこと！…あるかも」
実は朝たまたま通りかかった部屋から
SnowManの悪口が聞こえてしまった
「デビュー中々しないな」とか
「このまま無理なんじゃない？」とか
言われ慣れてきたはずなのに…
直接聞くと悔しいし苦しい
気にしないようにしてたけど
少し感情にでてしまっていたみたい
佐「そーでしょ！？
俺はAの元気な姿がみたいなー！
可愛い笑顔がみたいなー！」
そう言って抱きつくのをやめて
私の前にきてにこにこしているさっくん
「ふふ(笑)ちょっとしょうもないことで凹んでたの！
でもさっくんの顔見たら元気出た！」
佐「お！まじぃ！？やった！！！
Aの笑顔は俺が守る！」
「ありがとう(笑)」
さっくんはいつもうるさいくらいに元気で
たまにうるさってなるんだけど
それも可愛くみえちゃうくらいに
にこにこしてるし
こーやって楽しませてくれるのも良いところ
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作者名：nananako | 作成日時：2021年5月14日 22時
