キミと描く場所へ① (ページ24)

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全員『・・・・』

さきほどSnowManとマネージャーの私が集められ
3人増員する予定だということを伝えられ
戸惑いながらもみんなは受け入れると答えた

そしていまはメンバーだけの空間

深「Aは知ってた？」

「私は昨日聞いたかな」

深「どう思った？」

「私はメンバーじゃないから…
　みんなが良いなら良いと思う」

岩「俺はお前もメンバーの一員くらいの気持ちで
　今までいたけどお前にとってSnowManって
　そんなもんなの？」

深「照っ」

「ふっか、大丈夫。ひーくん聞いて…
　私だってそんな簡単な気持ちで言ってないよ
　昨日聞いてたくさんたくさん考えた」
　

昨日家に帰ってからずっと
このことについて考えていて寝れなかった

岩「…ごめん」

「ううん。みんなはいまさっき聞いたんだもん
　しょうがないよ…
　私だってこのメンバーで
　デビューできるならしたい。
　でもみんな気づいてるでしょ？
　今のままではデビューできないこと…
　何か変わらないといけないの。
　もう歳的にもいつまで先輩のバックで
　Jr.としていれるのかわからない
　もしかしたらバラバラに
　させられてしまうのかもしれないって考えたら…
　このメンバーを守るにはその選択肢しかない」

渡「そうだな…」

佐「悔しいけど俺もそうだと思う」

阿「このメンバーが離れるくらいなら…」

宮「っ悔しいな…」

岩「っく…そ…！」

深「6人でデビュー…したかったなあ…」

「…ごめんね」

岩「A？」

「みんなのこと…っデビューさせてあげれなくて
　ごめんっなさい…
　私が、マネージャーとしてもっとうまくやれば…
　もっとみんなのこと売り出してあげれてたら！
　もしかしたらジャニーさん…
　認めてくれたかもしれないのにっっ！」

岩「Aっ」

阿「A、泣かないでっ」

「ごめんっ…ごめんなさっいっ」

渡「アホか」

「っ…」

深「なべ？」

渡「デビュー出来なかったのは俺らの力不足だ。
　そんなん俺ら全員分かってんだよ。
　それを今更お前のせいにすると思ってんの？
　お前の苦労は俺らが1番目の前で見て来てる
　デビュー出来なかったのを勝手に
　お前のせいにすんな」

「っしょ…たくん…」

佐「翔太の言う通りだよ。
　俺らAのせいなんて1mmも思ったことない」

阿「一緒に頑張ってきた仲間だろ？」

岩「そうだよ、バカなこと言うな」

「うぅ…みんなっ…ひっく」