21・深澤辰哉 ページ22
深澤side
深「Aの手作りご飯食べたい。そろそろ死ぬ」
「そんなんで死なないよ(笑)
でも健康面心配だから作ってこうかな」
深「よっしゃ〜！じゃあスーパー寄ろ〜」
「はーい」
今日の仕事終わりの送迎は照はジムで
なべは先輩とご飯行くということで
俺だけだからAと2人きり
深「A〜」ぎゅう
「っ！///びっくりした〜なに？」
深「なんでもなぁい」
スーパーから帰ってきて
夕飯を作ってるAを後ろから抱きしめてみた
耳真っ赤にして平気そうにするAがまた可愛い
「ふふ(笑)どーしたの？」
深「んー、いや…そのピアス新しいの？」
「あ、これ？翔太くんがくれたんだよ！
可愛いでしょー？」
深「可愛いよ似合ってる」
「ありがと！
ほら、危ないから向こう行ってて〜」
深「へーい」
やっぱりなべか…
今日のなべはいつもより機嫌良くて
Aのつけてるピアスは青で
青といえばメンバーカラー青の
なべしか思い浮かばなかったから
なんとなくそうだとは思ってた
やるなあいつも
10分後
「ほらできたよー」
深「うまそ〜！いただきまーす！！」
「どうぞ召し上がれ」
深「うんま！最高だね」
「それは良かった(笑)」
Aの料理は本当に何作っても美味い
しかも作り置きもしてくれて
Aがいない日も食べれるようにしてくれるから
本当いつでも嫁にもらいたい
ご飯を食べ終わり2人で片付けをして
いまはソファでくつろぎタイム
深「Aこっち来て」ぐいっ
「なに…
っ！！どーしたの？」
Aの腕を引っ張って
俺の足の間に座らせる
深「んーーー気分」
「今日のふっかは甘えん坊さんだ」
俺がAのことを抱きしめて首に顔を埋めると
頭をよしよしと撫でてくれる
深「なんかさ、ずるいじゃん」
「何が？」
深「ピアス。俺のものみたいな
なべのものですみたいな感じする」
「えー？(笑)
本人そんな深く考えてないと思うけど(笑)」
深「でもなんか嫌じゃん」
「ふふ(笑)ふっか嫉妬してるのめずらしー」
深「俺だってたまにはするよ」
「雑誌では嫉妬しませんとか言ってるくせに(笑)」
深「Aは特別なの」
「可愛いねえ辰哉くん」
深「ずる…///」
「んー？」
深「なんでもない」
急な辰哉くん呼びはずるいだろ
雑誌では嫉妬しないとか甘えないとか言ってるけど
Aが相手となると
自分が自分じゃないみたいになる
そろそろ素直になろうかな
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作者名：nananako | 作成日時：2021年5月14日 22時
