302・渡辺翔太 ページ7
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どうも、渡辺翔太でth
おい、滑舌の悪さ弄んのやめろ(ごめん)
コロナというものが始まって少し日が経ち
最近は緩和されソーシャルディスタンスしながらも
また前のように仕事もできるようになってきた
「急に家にいる？ってLINE来たかと思えば…
どうしたの？」
渡「俺もう限界」
「うん…何が？」
渡「Aのご飯食べないと死にそう」
「…え、それで来たの？笑」
渡「お前な、こちとらまともに料理できなくて
いつも似たような飯ばっかウーバーして
ほんっとまじでしんどいんだからな！」
「ふふ(笑)何食べたいの翔太くんは」
渡「Aの手料理ならなんでも良い」
「はいはい。それなら作って持って行ってあげたのに」
渡「いつも1人で食べてたらつまんねえじゃん」
「寂しかったの翔太くん、かあいいねえ」
渡「うざ」
Aは基本自炊してるのわかってたから
急に行っても食べれるだろうと思い突撃した
もう俺「突撃！隣の晩ごはん」の人じゃん
渡「なんか手伝う？」
「んーじゃあ、卵割ってもらって良い？
ボウルの中でかき混ぜれる？」
渡「舐めんな、そんくらいできるわ」
「ごめんごめん(笑)殻入らないように気をつけてね」
そう言ってAは俺の横で手際よく作業を進める
横から料理してる姿見てるとなんか良いな〜なんて…
まあAだから余計に良く見えるんだけど
「そんなに見られてるとやりづらいんだけど」
渡「なんかAに胃袋掴まれすぎて
他のやつの料理で今後満足できるのか心配になった」
「ふふ(笑)翔太くん、私以外の人と結婚する気？
貰ってくれるって言ったのに〜」
渡「そうだったわ(笑)
いらねぇ心配だったな俺が貰うから」
「冗談だよ(笑)料理なんてみんなレシピ見ればできるの
たまたまちょっと得意なだけ」
渡「俺は冗談じゃねぇし
お前の作った飯を一生食いたい」
「っ！///…何それずるい、、、
プロポーズみたいな言葉言わないでよ…///」
渡「え？、、、あっ…///」
「いつもより素直な翔太くんは心臓に悪い」
渡「うるせぇ…///」
はっず、勢いでプロポーズみたいになっちまった
Aの料理姿を眺めてたらいつのまにか完成していて
急に来ても俺の分まですぐ作れる手際の良さが本当に最高で、まじでコイツとなら結婚したいって思える
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作者名：nananako | 作成日時：2023年9月17日 21時
