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気づけば俺がドラマ撮影がある日は
Aちゃんが泊まるのが当たり前になっていた
俺が疲れて床で寝てると
「めめ〜ここで寝ないよー」
目「んーーー」
「疲れたねぇ、眠いねぇ、でもお風呂入んなきゃ
ほら起きれる？」
目「うん…起きる…」
「偉い偉い、せめてシャワー浴びようねー」
目「ん、、、」
こうやって声かけてくれて
なんとかベッドで眠る生活にしてくれる
「めめ〜朝だよ、起きて」
目「んーーー、Aちゃんがキスしてくれたら起きる」
「起きてるね、朝ご飯作ったから食べるよー」
目「スルースキルが日に日に高くなってる…」
「何言ってるの(笑)早くしなさーい」
目「はーい、お母さん」
「2つしか違わないんだからせめて奥さんにしてよ」
目「Aちゃんが良いなら俺婚姻届けもらってくるけど」
「やっぱおバカさんだと日本語も通じないんだ」
目「おい(笑)」
「ふふ(笑)ほら、食べよ！」
こーやって朝は冗談言いながらもAちゃんに起こしてもらって、ちょっとした夫婦のようなカップルの同棲のような幸せ空間を味わっている
俺にとってはかなり精神削られる撮影をしてて
だからこそ、Aちゃんのいる生活がすごく身に染みる
もちろん家事が助かってる部分は大きいけど
精神的に癒されるっていうかリラックスさせてくれる効果がある
一家に一台Aちゃんが欲しいくらいだ
目「ねぇ、Aちゃん」
「んー？」
目「明日で撮影最後じゃん俺」
「うん、そうだね」
目「俺Aちゃんいたら頑張れるから
最後頑張る為に一緒に寝たい」
「えー(笑)なにそれ(笑)」
目「俺、本気で言ってるけど」
「でも…」
目「良いの、俺はAちゃんと寝たいの」
「…もぉ、みんなには内緒だよ？」
目「おっしゃぁ(笑)！」
「めめ、近くない？///」
目「全然、最高」
Aちゃんはラウールがよく泊まりくるから
その布団でいつも寝てたんだけど
今日はAちゃんを抱きしめながら寝る体制につくことに成功した
みんなは2人きりで泊まったりしてるからきっと一緒に寝たりしてるんだろうけど
俺なんてまだまだ意識もそんなされてない
目「Aちゃん、」
「ん？」
目「ありが…と…、」すぅー
「ふふ(笑)…おやすみめめ」
せっかくAちゃんと一緒に寝れたのに
疲れてた俺はすぐ爆睡してしまったらしい
まじでもったいないことをした
朝起きてこんなに後悔した日は初めてだ
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作者名：nananako | 作成日時：2023年9月17日 21時
