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渡辺side
「お疲れ様でしたー！」
「ありがとうございました！！」
ライブが終わり裏に行くと
いつもなら「お疲れ様！」って迎えてくれるAがいなかった
ラ「あれー？Aちゃんいなくない？」
目「ほんとだ」
佐「おーい！Aーーー！」
「Aちゃんならさっき向こうのほう歩いてったけど」
「うん、それから戻ってきてないね」
「ちょっと泣いてたからどっかで泣いてるかもねぇ笑」
バタバタしてる中
Aと仲良いスタッフさん達から有力情報をもらった
アイツはほんと…
岩「アイツ、、、全く」
深「なべ行ってきて」
渡「へーへー」
ライブ終わってすぐ汗まみれで探させるとか
どんなマネージャーだよ
Aじゃなかったら絶対探さねぇ←
向「どないしたん？」
阿「Aがいないんだって」
宮「どうせどっかで隠れて泣いてるんだよ
翔太が探しに行くから大丈夫」
向「しょっぴー、A専用の警察犬みたいやな」
渡「誰が犬だよ」
岩「翔太見つからなかったら連絡して」
渡「おー」
ま、絶対見つけるけど
Aがいるところ何故かわかっちゃうんだよなー
俺もそれはなんでかわかんねぇの、不思議だよな
Aに関しては警察犬より先に見つけれる自信あるわ
「うっ、、、っう、……っぐす」
ほら、いた
人気の少ない階段で足を抱えて泣いていたAを見つけた
渡「A」
ビクッ
渡「ライブ終わりに探させんなよな」
「なんで分かるのぉっ、(涙」
渡「俺がお前の事見つけれなかった時あるかよ」
「ﾋｯｸ…ないっ」
渡「だろ。1人で泣くな」
「ごめんなさいっ…」
渡「どうせお前の事だからスタッフさん達に迷惑かけたくなくてバレないとこに泣きに来たんだろうけど」
「なんでっそれも、分かるのぉっ」
渡「お前の事ならだいたい分かんの」
「うゔ…っ、…しょったくん、っだいすき…！」
渡「うん(笑)知ってる」
「みんな、だいすき…っ一緒にここまで来れて良かった」
渡「ん…それはみんなの顔見て言ってやれよ
みんな心配してる、戻るぞ」
「ゔんっ」
渡「泣きすぎ(笑)」
「翔太くんの言葉で涙腺やられたのっ」
渡「ふは(笑)俺のせいかよ(笑)」
「後でみんなにぎゅーしたい」
渡「はいはい、シャワー浴びたらな」
まだ涙が残るAの目を親指でなぞってから
Aの手を引いてみんなの元へ戻った
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作者名：nananako | 作成日時：2023年9月17日 21時
