297・目黒蓮 ページ2
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ガチャ
「おじゃましま、、、っ！？めめ！？！？」
仕事終わりにめめの家に後で行くねと伝えてあったのに
チャイム鳴らしても全然出ないから
マネージャーとして預かってる中からめめの家の鍵でドアを開けた
そしたらなんてことでしょう
めめが玄関で倒れてるではないか
「めめ！！めめ！！！」
目「ん〜、、ん？A…ちゃ、ん？」
「そう！大丈夫！？！？」
目「ふぁ……んーーーー、…寝てた…笑」
「っ…良かった…って良くない！
ちゃんとベッドで寝ないと疲れ取れないから！
ベッドまで歩ける？」
目「うん、ごめん」
めめは大先輩木村さんのドラマに出演する事が決まって
真面目で努力家のめめは頑張りすぎちゃうから
ちゃんと生活できるのか私もメンバーも心配だったんだけど…
案の定全然家のことは手につかず
家帰って気づいたら床やソファで寝ちゃってると本人から聞いたので
最近ドラマ撮影がある日はめめの家にお泊まりしてるのである
目「家にAちゃんいるだけで元気出るわ」
「バカ言ってないで早く寝なさい、睡眠が1番大事！」
目「うん…大人しく寝、る…」
よほど眠かったのかベッドに横になったら
すぐに寝てしまっためめ
どんな姿でもイケメンはイケメンだ
めめが寝た後に私はめめの洗濯物を回したり
明日の準備をしたりしてから
ラウちゃん用の布団があるらしくそれで寝させてもらっている
めめって本当に片付けができなくて
ほっといたら洋服が山積みになっちゃうし
さっきみたいにちゃんとベッドに辿り着くかも不安だし
更にぽや〜ってしてることが多いから
家の中も汚くて忙しい中ぽやぽやしてたら忘れ物したり
仕事に影響出してほしくないなって思っちゃって
つい甘やかして手伝いしにきちゃうんだよね…笑
目黒side
今回ドラマが決まってすごく嬉しくて気合が入っていた
でも、俺の性格上一つのことに集中すると他のことが手につかなくなっちゃうから
ドラマ撮影の期間中は家事どころか
食事や十分な睡眠さえもとれずにいた
ダメだなって分かりつつもドラマ撮影に慣れてない俺は
他の仕事もあったからいっぱいいっぱいで
そんな俺を見越してAちゃんが助けに来てくれたわけだ
本当にAちゃんがいて助かってるし
いるだけで癒されて頑張りにも繋がるし
更に好きだなって思いが大きくなった
ドラマが決まった時
自分のことのように喜んでくれたAちゃんの笑顔が頭から離れない
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作者名：nananako | 作成日時：2023年9月17日 21時
