コンサートへ行こう ページ13
凄い熱気と、きゃっきゃと楽しそうな女の子達の声。
暗闇の中緊張感に包まれるこの感覚は、
どこのグループも同じだ。
「緊張してます？」
PDさんの声に、少し照れたようにはいと返す。
今日はウギョルの撮影で、悪魔のコンサートにやって来た。
もちろん悪魔には内緒。
改めてSEVENTEENの人気を見て、
そりゃこんな人気グループのメンバーがウギョル出演になったら、
たたかれるわ、なんて、妙に納得してしまった。
オープニングが始まり場内に流れていた曲が止まる。
CARAT達の歓声で、会場が揺れている気すらした。
「すごい・・・」
素直な感想だった。
テレビで見るのとは違う、ステージ上の彼らに、
殴られたかのような衝撃が走る。
楽しい曲ではとことん楽しく、
かっこいい曲ではまだほとんど未成年だとは思えない色気。
もう理解が追いつかない。
ただただ、ステージを見つめる事しか出来なかった。
全てが終わり帰って行く背中に、寂しさを覚える。
彼らの人気の理由が分かったコンサートだった。
まだ少し惚けたまま場所を移し、
インタビュー。
そのまま彼らに会いに行く事になった。
楽屋前に立って、ノックしようと手を挙げた所で、
ドアが内側から開いた。
「わぁ！ヌナ！」
中から出て来たのはドギョムくんで。
驚いた顔を下かと思えばいつもの笑顔で中へと招き入れてくれた。
中に入れば、ヌナ！と駆け寄ってくるかわいい子達。
「さっきと別人だね」
笑う私に、かっこ良くない？と首を傾げるチャニに、
今は可愛いと頭を撫でる。
ぶーちゃんもハンソラも僕は僕は！？なんて、
さっきと違いかわいい子達だ。
数分前までステージを掌握していた子達とは思えない。
あ、そうだと目的を思い出し、
肝心な悪魔の姿を探す。
離れた所で困ったように笑っている悪魔に、
そっと近づきお疲れと笑いかけると、
周りからははやし立てる声。
おいやめろと少し本気の声で言う悪魔に、
思わず笑ってしまう。
「かっこ良かった」
突然の言葉に悪魔は固まった。
「かっこ良かったよ。
今までで一番かっこ良かった。
それから、悔しいくらい綺麗だった」
これは本心。
かっこ良かったなんて言葉じゃ足りない位に、
悪魔は輝いていた。
綺麗でもあった。
踊る度揺れる髪が、悪魔の魅力をより引き出していた。
さっきインタビューで言ったし、
これは本人には言わないでおくけど。
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Rui*(プロフ) - ゆゆさん» 大好きありがとうございます！私も早く甘々書きたいので頑張ります！！！ (2020年9月16日 20時) (
レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
Rui*(プロフ) - Miyuさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！！ソラブー良いですよねぇ…これからも絡ませて行きたいと思います笑頑張ります！ (2020年9月16日 20時) (レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 本当にお話大好きで、早く甘々になるのが楽しみです(*^^*)作者様のペースで更新頑張ってください、応援してます♪ (2020年9月16日 16時) (レス) id: 13fb36f954 (このIDを非表示/違反報告)
Miyu(プロフ) - このお話大好きです！特にソラブーが大好きなので、たくさん絡ませてくれる作者さん大好きです！更新大変でしょうが頑張ってください！ (2020年9月15日 23時) (レス) id: 1c9dc44574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rui* | 作成日時：2020年9月13日 18時
