私たち結婚しました [JH]5

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JEONGHAN side



「え、終わんの？」

「早いね」

「まぁコメント割と酷かったしな…

続いた方じゃない…？」

マネヒョンから聞いたウギョル終了の話。

驚くクプスとジスとは違い、

俺は案外落ち着いたものだった。

最近のスタッフさんの雰囲気で若干察していたし、

これで俺たちの関係まで終わるわけじゃない。

番組での絡みがなくなる分確かに少し寂しいけど、

ベストカップルだなんて言ってくれるペンもいる。

それはありがたいことだった。

恋愛禁止だなんだと言われがちなこの業界で、

一定数理解のあるファンがいることは結構心強い。

問題はこれから無くなる会う機会を、

どうやって維持して彼女を悲しませないように、

守っていけるかだった。

「俺らはまだまだこれからか…」

そう呟いたクプスは分かっているのかいないのか、

俺の肩をポンと叩いて頑張ろうぜなんて、

練習室へ消えていった。

ジスはなんだか複雑そうな、それでも笑顔を浮かべ、

いつだって僕は味方だからって言っていた。

味方だらけな事に少し安心して、

最後の収録を前に久々の緊張感に息を呑んだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ようやく番組終了まで書けました。
元々ここで終わらすつもりだったんですが、
まだ書きたい事もあるので、
もう少しだけ続けるつもりです。
あともう少し、お付き合い頂ければと思います。

いつも評価、お気に入り登録等ありがとうございます。
コメントも頂けて、大変励みになっています。
正直コメントが一番嬉しいです。
何年も書いてるこの作品、今年こそは終わりたいし、
他の作品も並行してどんどん進めたいと思います。
どうぞこれから先もよろしくお願いします。

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