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「はぁ…」
名残惜しさを感じながらソファに沈み込み、
ため息を吐いた。
全てが終わり家に帰ってきたら、
力が抜けて動けなくなった。
ロスってこういう感じなんだな、
なんてぼんやり思う。
今頃ハニは私のサプライズに気付いた頃だろうか。
タイミングよく鳴った携帯を手に取れば、
表示されたその名前に口角が上がる。
「どしたの」
「どしたのじゃない！
なんだよこれ…ずるくないか？」
応答した私の声に被せるように、
焦った声が耳に響いた。
さっきまで一緒だった私の元夫。
「テレビに映らないとこでこういうのはずるい」
少し涙声にも聞こえるその拗ねたセリフに、
私は大満足で大成功って喜んで返した。
彼のマネージャーオッパに頼んで、
車内で流してもらった映像は私が編集したもの。
やっぱり一年近く夫婦をやっていたおかげか、
考えは似るらしい。
彼の弟達にも手伝ってもらったその映像は、
泣けること間違いなしのはずだ。
「びっくりした？」
悪戯っぽく聞けば、ふっかいため息の後。
「本当、最高の奥さんだな」
ってハニが笑うから、
私の涙腺は崩壊待ったなしになった。
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Rui*(プロフ) - たまきさん» ありがとうございます！本当に嬉しいです！頑張りますね (4月15日 3時) (
レス) @page26 id: c0ca8cff26 (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - 一日で一気しちゃいました！とってもおもしろいです！更新楽しみにしています！ (3月18日 21時) (レス) id: 4766b1d801 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rui* | 作成日時：2022年11月18日 14時
