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口走った台詞に気まずくなって。
「ホットミルク、飲んでいきなよ」
そう言ってさっき消したキッチンの電気をつけて、
牛乳をあっためた。
その間、彼は動かず項垂れたまま。
でもその体は震えてて。
何も言わないまま、
出来上がったホットミルクに蜂蜜をたっぷり入れて、
彼の前にコトンと置いた。
濡れたタオルは新しい乾いたタオルに変えて。
濡れた服は着替えて欲しいけど言えなくて、
せめて、と大きいタオルを被せておいた。
それから静かに静かに気配を消して、
彼の座る席から1番離れた席へ。
とは言えそんなに広くない店内。
「ありがとうございます」
そんな彼の小さな声も届く範囲。
「気にしなくて良いよ」
そう言う私の声も届いたと思う。
「何があったか聞かないんですか？」
その人はまだ俯いたまま、小さな声だけが届いた。
「別に。話したかったら言えば良いけど。
わざわざ私から聞く事でもないよね。
とりあえず服着替える？
風邪ひくよ」
ようやく言い出せたことに少しホッとしながら、
カウンターに出した服を指さした。
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１−−−−２ - ジョンハンの物語とジュンくんの物語どちらも面白くて気に入りました。ジョンハンくん編の更新待ってます！ (4月9日 3時) (
レス) id: 1a858c6117 (このIDを非表示/違反報告)
まるの(プロフ) - こんにちは！コメント失礼します！もとのお話から読ませていただきました！とても素敵なお話で、読む手が止まりませんでした…ジュンくんに幸せになってもらいたいです...！良ければ更新していただけるとうれしいです！！！ (1月27日 12時) (レス) @page25 id: 0f64c498bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rui* | 作成日時：2021年9月15日 0時
