秘密 ページ20
「てかさ、ジュンはいつここ見つけたの？」
何とない質問。
綺麗な顔のジョンハンさんはミルクを片手にそう言った。
あの日と同じホットミルク。
思い出すのは泣いてるみたいに雨に濡れたジュンの顔。
「たまたまだよ。散歩しててたまたま」
そう返すジュンの笑顔に嘘は見えない。
わざわざ訂正する必要性も感じなくて、
私は黙っている事にした。
「いい感じのお店だったから入ったの。
初めての時飲んだの、そのホットミルクだよ」
ジュンはそう言ってジョンハンさんの持つカップを指す。
「なんか凄い優しく感じて、
それで通い始めたの。
さっきも言ったけど、居心地も良かったし」
そう言って、自分のホットミルクを飲むジュンは、
本当良いとこでしょって穏やかに笑っている。
それで納得したのか、何かを察したのか、
ジョンハンさんはそっかって笑って、
自分のホットミルクに口付けた。
「これからは俺達も通って良いですか？」
クプスさんがそうオッパに問うた。
もちろん！って笑うオッパは相当彼らが気に入ったのか、
ジョンウさんと仲良くなっただけなのか。
多分どっちもだろう。
まぁもう知ってる人が常連になるなら私もやりやすい。
ありがたい話だなって心の中で感謝した。
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１−−−−２ - ジョンハンの物語とジュンくんの物語どちらも面白くて気に入りました。ジョンハンくん編の更新待ってます！ (4月9日 3時) (
レス) id: 1a858c6117 (このIDを非表示/違反報告)
まるの(プロフ) - こんにちは！コメント失礼します！もとのお話から読ませていただきました！とても素敵なお話で、読む手が止まりませんでした…ジュンくんに幸せになってもらいたいです...！良ければ更新していただけるとうれしいです！！！ (1月27日 12時) (レス) @page25 id: 0f64c498bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rui* | 作成日時：2021年9月15日 0時
