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HOSHI side
笑い出した俺らを不思議そうな顔で見ている彼女は、
本当になんで笑っているのか心底理解できないって顔で。
「イケメン怖い…」
って、また小さく呟いている。
これは面白い子と仲良くなったなってジュンを見れば、
ジュンは少しだけ不満そうな顔だった。
「僕の時はそんな風にならないのに」
小さく呟いたジュンの声が聞こえて、
思わず笑ってしまう。
「ジュンが拗ねてるよ、
俺の時はそんなじゃないのにって」
聞こえてたらしい俺の隣にいたウォヌが笑って言えば、
彼女は確かに…って首を傾げた。
「何でだろうね、ジュンもイケメンなのに」
さらっとそう言う彼女にさっきのミンギュの時のような、
避ける仕草は一切ない。
まっすぐジュンの目を見て話している。
それにジュンはまた不満そうな顔になった。
「ジュンはさ、2次元みたいだからだな、きっと」
うん、そうだって勝手に納得する彼女に、
ジュンも、俺らも、もう目が点で。
どゆこと？って頭にハテナが飛びまくってる俺らに、
ソンジュヒョンが説明してくれた。
「この子はね、ゲームとかアニメが好きで、
そう言うリアルじゃない顔面のイケメンは、
見飽きるほど見てる訳よ。
そうなると今言ったみたいに、
ジュンみたいな2次元イケメンはスチルと一緒なんだな。
SSRカード来たー！みたいなさ」
呪文か？って思うほどの早口と謎の用語に、
ウォヌとウジと俺以外皆首を傾げた。
ゲームをあんまりやらないハニヒョンやミョンホなんて、
特に分かってない。
「そう考えたらSSRと友達なのって凄いよね」
ケラケラ笑ってる彼女は楽しそうだ。
まぁ本人にそのSSRが伝わってないんだけども。
「SSRと友達って事はお前もSSRなのでは！？」
「え、どう見たってRでしょ。またはゴミカード」
「お前…そゆとこやぞ…」
あまりにテンポ感のいい会話、
内容はどうかと思うけど、
もの凄く仲がいい事は伝わってきた。
それから彼女の自己肯定感が低いことも。
「僕はそのSSRってやつだから平気なの？」
放置されてる状態は嫌だったのか、
ジュンがヒョンと戯れてる彼女に声をかける。
「そうね、多分そう」
「じゃぁ僕SSRで良かった。
避けられる事ないもんね」
頷く彼女にそう言ってジュンはニコッと笑った。
SSRがかなり褒め言葉って事には気づいていない。
教えるべきか否か、
悩む俺に隣のウォヌが黙っとこうぜって笑って言った。
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１−−−−２ - ジョンハンの物語とジュンくんの物語どちらも面白くて気に入りました。ジョンハンくん編の更新待ってます！ (4月9日 3時) (
レス) id: 1a858c6117 (このIDを非表示/違反報告)
まるの(プロフ) - こんにちは！コメント失礼します！もとのお話から読ませていただきました！とても素敵なお話で、読む手が止まりませんでした…ジュンくんに幸せになってもらいたいです...！良ければ更新していただけるとうれしいです！！！ (1月27日 12時) (レス) @page25 id: 0f64c498bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rui* | 作成日時：2021年9月15日 0時
