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「クプスさんか…ククスさんだと思って、
美味しそうだなーと思ってました」
下まつ毛の人にそう言えば、
皆に笑われ本人は苦笑い。
急激に申し訳なくなってくる。
改めて全員から自己紹介してもらい、
ようやく兄弟の顔と名前を把握したもののやはり多い。
13人って…
そんな13人をまとめる長男の名前を間違えてたとは、
流石にちょっとだけ申し訳ない。
「しかし未だにアイドルだって信じらんないな…」
「アイドルなのにねー」
こんなふわふわした子がアイドルだなんて、
ニコニコ笑うジュンはやけに楽しそうだ。
「これからも僕の事は前みたいに扱ってね？
急に態度変えたりしないでよ？」
そう私の顔を覗き込むジュンは少し不安そうで。
私は思わず笑って、分かったって返した。
確かに。
さっきは少し困惑して対陽キャに威嚇したけど、
こうやって見ればただイケメンなだけで、
中身は普通の気のいい少年たちだ。
ただイケメンなだけで。
…いや、それが1番の問題か。
顔のいい隠キャはやっぱ存在しないのかな、
なんて見渡しながら思っていれば、
目が合った子がニコッと笑いかけてきた。
思わず全力で目を逸らしてうーわなんて声が漏れる。
イケメン怖い。
「え、なんでそんな全力で目逸らすんですか」
傷ついた…みたいな顔で近寄ってきた子、
確かミンギュ君…が逸らした私の顔を回り込んで見てくる。
あぁやだ本当。
「いや本当に顔面が凶器。
綺麗な顔は十分武器だって自覚した方がいいですよ。
あんまり微笑んだり、
目合わせたりしないほうが良いと思います」
真面目な顔でそう言えば、
ミンギュ君だけじゃなく他の皆も固まって。
その後一斉に笑い出した。
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１−−−−２ - ジョンハンの物語とジュンくんの物語どちらも面白くて気に入りました。ジョンハンくん編の更新待ってます！ (4月9日 3時) (
レス) id: 1a858c6117 (このIDを非表示/違反報告)
まるの(プロフ) - こんにちは！コメント失礼します！もとのお話から読ませていただきました！とても素敵なお話で、読む手が止まりませんでした…ジュンくんに幸せになってもらいたいです...！良ければ更新していただけるとうれしいです！！！ (1月27日 12時) (レス) @page25 id: 0f64c498bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rui* | 作成日時：2021年9月15日 0時
