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「僕ね。アイドルだけど、今は普通の人だよ」

ひょこってカウンターから私達を覗き込んだジュンが、

ニコって笑ってそう言った。

へ…?って固まる私達に、ジュンは続ける。

「ここに来てる僕は、アイドルのジュンじゃなくて。

ただのムン・ジュンフィなんだよ?」

ねって笑うジュンはあの日みたいにどこか悲しそうで。

そりゃそうかって妙に納得できた。

芸能人だってカメラの前以外じゃ一般人。

兄弟を連れてくると笑ったジュンは、

確かに普通の人だった。

兄弟の人数は普通じゃ無かったけど。

一回納得すれば、急激に警戒心は無くなって。

「うん。ジュンはジュンだもんね」

そう言って私はカウンターを出た。

「ま、確かに。それはそうだな」

そう言ってオッパもカウンターを出てくる。

それを見てたジュンは嬉しそうにまた笑った。

「広めたりしないから、

これからも僕の隠れ家でいさせてね」

そう言ったジュンに、

それは俺らからもお願いしたいってククスさんが続く。

それは任せろって謎の自信を持って言うオッパに、

私は呆れて笑うしか無かった。

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1−−−−2 - ジョンハンの物語とジュンくんの物語どちらも面白くて気に入りました。ジョンハンくん編の更新待ってます! (4月9日 3時) (レス) id: 1a858c6117 (このIDを非表示/違反報告)
まるの(プロフ) - こんにちは!コメント失礼します!もとのお話から読ませていただきました!とても素敵なお話で、読む手が止まりませんでした…ジュンくんに幸せになってもらいたいです...!良ければ更新していただけるとうれしいです!!! (1月27日 12時) (レス) @page25 id: 0f64c498bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rui* | 作成日時:2021年9月15日 0時

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