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THE8 side
「え…多いな…」
どう考えたって説明不足なジュニヒョンの言葉に、
店員さんはそう呟いた。
第一声としては間違いないけど…
「もっと突っ込むところあったでしょ」
そんな僕のツッコミを代わりにホシヒョンが口に出した。
それなのにその人はキョトンとした顔で。
ジュニヒョンはニコニコしたまんま。
そしてこの反応的に、
この人は僕らの事を知らないらしい。
「ジュナ、お前どんな説明の仕方して貸し切ったの」
ウォヌヒョンが呆れたような顔で聞いた。
今度はジュニヒョンがキョトン顔。
どうなってんだ本当に、と今度は僕が呆れる番だった。
「とりあえず皆さんお席にどうぞ」
頭にハテナを浮かべたまま、
それでも店員さんは仕事を始めた。
その言葉に従って皆好きなように席に座り始める。
ジュニヒョンは後で説明するね〜なんて言って。
結局そのままお疲れ様パーティは始まり、
店員さんは仕事にかかりきり。
説明する暇なんてなくなった。
「しかしジュニヒョンがお店の提案するの珍しいけど
めちゃくちゃ良い雰囲気のお店だよね〜。
これは通いたくなる」
スングァンがそう言ってもぐもぐしたままお店を見渡す。
確かに良い雰囲気。
広くもないけど狭くもないちょうど良い広さで、
内装もシンプルなのにどこか温かみがあって。
とにかくすごく居心地のいい場所だった。
「場所が分かりにくいけど、
それが隠れ家感あっていいな」
「なんか秘密基地っぽいよね〜」
ホシヒョンの言葉にジュニヒョンが続く。
いひひって悪戯っ子みたいに笑うジュニヒョンは、
本当はねって内緒話するみたいに声を落とした。
「内緒にしとこうと思ってたの。皆にも」
なんでなんでと上がった声に、
ジュニヒョンはやっぱりって顔で眉を下げる。
「教えたくないじゃん。
こんな居心地いいとこ」
そう言って、ねぇ？と店員さんの方を向いた。
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１−−−−２ - ジョンハンの物語とジュンくんの物語どちらも面白くて気に入りました。ジョンハンくん編の更新待ってます！ (4月9日 3時) (
レス) id: 1a858c6117 (このIDを非表示/違反報告)
まるの(プロフ) - こんにちは！コメント失礼します！もとのお話から読ませていただきました！とても素敵なお話で、読む手が止まりませんでした…ジュンくんに幸せになってもらいたいです...！良ければ更新していただけるとうれしいです！！！ (1月27日 12時) (レス) @page25 id: 0f64c498bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rui* | 作成日時：2021年9月15日 0時
