私たち結婚しました [JH]4

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「で？結局そのロングヘアは何だったの？

カムバでもするの？」

外で堂々とデートなんて訳にもいかず。

私の作業室にて、ソファーで寝転がるハニに聞いた。

「そ、カムバすんの」

「次は？どんな曲？」

ワクワクした気持ちで聞いたらハニは少し考えて、

意地悪な顔で笑って言った。

「ネタバレ禁止」

ひひひって笑うその顔に危うく流されかけて、

必死で止まった。

「いいじゃんか！ちょっとだけ」

ね？お願い！って上目遣いでハニに近づいてみる。

こんなんできっと騙されはしないだろうけど、

そう思ったのに。

「それはずるい」

そう言ってソファーにポスンと倒された。

お願いって組んだ手はそのままハニに掴まれて、

頭の上に固定されたせいで動けない。

目の前には真剣なハニの顔。

「え、っと…」

戸惑ってそう声に出た。

「あんま可愛い事しないで。

我慢してんだから」

そう言ってハニの顔が近づいた。

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長い間お待たせしてすいません。
再開いたしました。
そして新作も始めました。
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あまりに報われなかったジュンくんのお話、
楽しんでいただければ幸いです。

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