STORY 8 ページ9
佐倉「え!?!?」
?「おとなりさん?知り合い?」
浬「残念ながらな」
『え、流子さん!?』
流子「?だれ?」
『お久しぶりです。友田Aです。20年ほど前お会いしたことが…』
流子「あー!浬がたまーーに遊んでた子?お父さんの友達の子供!え!めちゃ美人さんになってるじゃーん」
『いえいえ。流子さんこそとてもお綺麗で』
流子「じゃあ久々に呑もうよ!おうちおいでー!」
『いいんですか!じゃあ、遠慮なく!』
流子「あなたは、またー!おやすみー!」
『え、佐倉さんは!?』
流子「今日は、Aちゃんと昔話するのー!」
そういい私だけ浬の家に入りました。
流子「『かんぱーーーーーい!』」
−2時間後−
『もう向こうはとてもハードで大変ですー。行ったころなんか言葉わからないしーーー』
昔の話を流子さんに聞いてもらっていた。
浬「おい。もう程々にしとけよ。」
流子「ZZZZ」
『ねぇー流子さーん!きいてますかぁー?』
浬「もうAやめとけ。帰るぞ。送るから」
『えーもう少しのみたぁーい。じゃあ浬おんぶぅーしてぇー』
浬「はぁ。お前酒弱いのに姉貴とそんなに呑むんじゃねぇよ」
浬は私の家の中までおんぶして送ってくれたことは覚えてない。
浬side
まさか再会するとは思ってなくてびっくりした。
酒が弱いことも今日初めて知った。
家に入るととても綺麗にされていた。
それは昔から変わらず綺麗好きなのがよくわかった。
机の家には参考書がたくさんあった。
そして俺とAが最後に撮った写真と俺があげた石が置かれていて、嬉しく思った。
あの石捨ててなかったことに嬉しく思った。
石をあげた記憶が微かにまだ俺の中で残っていた。
こんな小さかった俺たちが20年後同じ循環器内科で働くとは思いもしなかった。
俺は寝ているAのおでこに無意識にキスをしてしまった。
これは俺だけの秘密だ。
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作者名:cana | 作成日時:2021年1月10日 17時