恋はつづくよどこまでも (ページ8)

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STORY 7 ページ8

『動かないでっ！』

このままじゃ、落ちちゃうよ
私そんな力がないよ。

杏里ちゃん「先生っ、怖いよーー。」

『大丈夫っ。絶対に離さないからっ！！杏里ちゃん、もうちょっと、もうちょっとだから頑張って。」

やばいよ。
そろそろ限界だよ。
浬来てよ。助けて。お願い。

そう願っていると…

バサっ

『浬っっ！！！』

浬「遅くなった。後少しだけがんばれ引き上げるぞ。せーのっ！」

『っ、、、、』

浬「じっとして！！せーのっ！」

バサっ

『はぁ。はぁ。はぁ。よかったぁーーー。』

なんとか浬と杏里ちゃんを引き上げれて

ギュッと杏里ちゃんを抱きしめた

杏里ちゃん「泣こわかっっったっ。」

浬「はぁっ、はぁ。」

さよこ「杏里ちゃんっ！」

毛布と車椅子を持ったさよこ先生がきた

さよこ「よかったぁ、無事でっ。2人ともありがとう。さっ！部屋に戻ろうね！」

杏里ちゃん「ありがとう」

『浬。』
思わず浬に抱きついてしまった

『怖かったよ。でも浬が来てくれて本当によかった。もうダメかと思った。私そんな力ないから…本当にありがとう」

浬「よくやった。ありがとう」

『うん』

浬「Aも寒いだろ？戻るか？」

『う、うん』
名前で呼ばれて私は胸がキューンとなった。
やっぱり浬は優しいままだ。
昔と変わらない。
私は思わず浬って呼んで抱きついてしまったけど。
私はやっぱり浬が好きみたいだ。

ー帰りー
『天堂先生今日はいろいろありがとうございました！』

そんなことを話していると

佐倉「天堂先生！A先生！」

振り向くと佐倉さんがいた

佐倉「私、配属希望循環器内科にだします！」

『あら！よろしくね！一緒にがんばろうね』

浬「おー。一切通用しなかったのに？」

佐倉「隠れたポテンシャルはあるかと！」

浬「こっちだって選ぶ権利はある」

佐倉「みなさんおいでーまってるよーって言ってくださいましたし！」

浬「社交辞令だ、だいたい、使えないのがはいっても仕事が増えるだけなんだよ」

『天堂先生！そんな言い方しなくても！天堂先生がいろいろ教えてくれるよ！」

浬「俺がいつそんなこと言ったんだよ。というか、なんだおまえらどこまでついてくるんだ？」

気づけば私の家のドアの前。

『？？ついてきてないけど？』

浬「ここは俺の家だ。そういや、隣と隣に誰か引っ越してきたって言ってたな。もしかして佐倉とA.！？」

そんな話をしていると浬の部屋の扉が開いた

？『おかえり、かいり』