恋はつづくよどこまでも (ページ48)

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STORY 47 ページ48

ー浬sideー

資料をとりにナースステーションに行くと覗き込んでる上条さんがいた

浬「どうされました？」

周志「おぉ、天堂先生。こんな時間まで仕事ですか？」

浬「ええ」

周志「お医者さんってプライベートなくて大変ですね。A先生に久々に会って、楽しそうだったんだ。少し話して服見ただけだけど」

浬「？？久々？」

周志「…でもなんかっ、デートっぽくなっちゃって。つか、いつも彼女独占しちゃってすみません」

浬「いえ、入院中は不安がたくさんおありでしょうから、信頼できる医師になんでも相談してください。では。」

明らかに喧嘩売っている。
患者じゃなかったら殴っているところだった。
にしても、あいつ久々に会ったって言うてたよな？
知り合いだったってこと？
2人はどういう関係だ？

ー数日後ー
偶然休みが被ったから流子さんにもらったチケットで遊園地に行くことに。
浬は少し嫌がっていたけど。

私は全てのアトラクションを乗るためにしおりを使ってきた。
それを見て浬を待っていた
浬「随分楽しそうだなぁ。」

『浬遅いよー』

浬「人混みは苦手なんだが…」

『ふふふ。そんなこと言わずにー！早く行くよー！』

後ろを振り返ると浬が何か紐を引っ張っていた。
『浬、なにその紐」

浬「お前、背中！！」

背中を見てみるとあたしのニットが半分以上ほつれていた

『うそー！これお気に入りだったのにー』

浬「ばか」

ある程度乗りたいアトラクションも乗って
休憩がてら椅子に座ってる浬にアイスを買って持っていった

『はい、これ！食べよう』

そう言って2人で食べ始める。
食べ始めて少し経った頃、浬がこっちを見て

浬「お前。それ俺はとらないからな」

『？なんのこと？』

ため息をつきながらこっちへ近づいてくる浬の手
その手は私の鼻の方に近づいて

『うそ！鼻についてたの？なんでー』

あっ、もっとつければとってくれるかな
そう思って口の横につけて、ついてるアピールをすると急に顔が近づいてきたからなにをされるのかと思えば

キスをされた

『ちょ/////浬。い、いきなりは反則だよ。外で恥ずかしいよ』

浬「お前が悪い。可愛い顔して。ほら、いくぞ。まだ乗ってないものたくさんあるだろ」

『うん！』