STORY 41 ページ42
浬はお風呂に入りに行った。
飲みすぎるなよ
とだけ言われた
『結局、私だけなんです』
流子「ん?何が、何が?」
『勝手にショックを受けて、嫉妬して落ち込んで。浬はいつも余裕なのに…』
流子「そうかな?恋をして余裕で居られる人なんていないんじゃない?」
流子さんがそういうと浬が上がってきた
浬「まだ飲んでいるのか。その辺にしとけ」
流子「あ!そうだ!ねえ、見てこれっ!」
『え!?!?』
流子「だから二人でデートしてきなよ。あの植物園かなんか」
『遊園地ってかいています』
流子「あ、そう?ま、どっちでも良いんだけどさ!園は園だし楽しいよ!」
浬「おい、そんな暇はないぞ。」
流子「あぁ?…はいっ、決まり〜!!」
嫌がる浬に流子さんは圧力をかけた。
流子「次の休み、二人でデートいってらっしゃーい!」
『浬と遊園地デートか』
嬉しくてニヤけていると
浬「おい、待てっ!まだ誰も行くといってない。」
流子「言いなさいよ、バカ!アホ!魔王!!」
ー翌日ー
いつものようにできたてのパンを外のベンチで食べていた
みおり 「あっ、おいしそう。A先生お疲れさまです。」
『あ、お疲れさまです』
みおり 「ごめんなさい、ちょっと話せますか?」
そういうと、隣に座るみおりさん
みおり 「A先生には、ちゃんと言っておこうと思って。実は私昨日天堂先生に気持ちを伝えました」
みおり 「あなたを好きになりました。」
浬「付き合ってる人がいます」
みおり 「知っています。でも私、あなたにとって必要なパートナーになれる自信があります」
浬「あなたの気持ちには答えられません」
みおり 「と、バッサリ!!!でも俄然燃えてきた!!この人だって決めたら諦めない!追いかける。そう決めてるの!ごめんなさい。A先生にこんな話するの。でも、裏でこそこそするのはちがうと思って。」
みおり先生に昨日のことを聞いた
浬がバッサリと言ってくれたことに私は嬉しかった
そのあと病棟回診をしていると来生先生に会った
来生「昨夜話したとおり、Aちゃんのことは好きだけど、同じぐらい天堂には幸せになってほしい。
だから、今までどおり最強の相談役ってことで。」
『ありがとうございます』
来生「知らないかもしれないけど、俺結構モテるんだよ。あれっ信じてない?天堂と来生って言えば循環器内科のブラピとディカプリオって言われてるんだよ。」
『どっちがどっち?』
来生「秘密。」
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作者名:cana | 作成日時:2021年1月10日 17時