恋はつづくよどこまでも (ページ29)

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STORY 28 ページ29

そうして一緒に朝を迎え、お互い準備をしていつも通り出勤した。

『浬、ありがとうね』

浬「あぁ」

ーナースステーションー
『おはようございます』

そう言ってナースステーションに入ると

石原「先生！怪我大丈夫ですか？」

沼津「まさか患者さんがストーカーなんて思わんもんな」

『心配かけてすいません。大丈夫ですよ。本当びっくりしましたよ。」

佐倉「捕まったって聞いて安心しましたー！」

そう言って話してると根岸さんに電話がかかってきて

根岸「わかった、迎えに行く」

息子さんが今日から入院らしい

根岸「ちょっと迎えに行ってきます」

そう言ってナースステーションを出ていった根岸さん

沼津「まぁ、よかったやん。天堂先生が助けに来てくれて」

佐倉「そういえばA先生が運ばれてくる時、すごく天堂先生心配してましたよー！」

『え？天堂先生が！？』

沼津「また魔王っていう話するんか？笑また天堂せんせ…あっ、」

浬「誰が魔王だ？お前回診始まるだろ早く行け。」

『は、はい///』

私は顔が赤くなっていることがわかったため下を向きながら返事をした。

真司くんの担当看護師となった佐倉さんが一生懸命アブレーション治療の介助の勉強をしていた。

その日の帰り
スーパー寄って帰ろうと思ってマンション前を通り過ぎると
流子「あっ！Aちゃん！ちょうどいいところに！」

『流子さん！どうしたんですか？』

流子「あのさー、私今から出かけないといけなくて、家で浬のこと待っててくれない？」

『え！私がですか？』

流子「そー！浬のやつ、今日鍵忘れててさ」

『そうなんですね。わかりました！』

流子「よかったー！じゃぁよろしく！これ鍵！浬に渡してくれてたらいいから！」

『わかりました！気をつけて！』

流子「ありがと！じゃあね！」

そう言ってどこかへ向かって行った流子さん
じゃあ夜ご飯作らないといけないよね？
浬が好きなクリームコロッケに挑戦でもしてみような！

ースーパーー
なにがいるかなー
あんま料理しないからわかんないや
？「何してんの？」

『わっ！来生先生！びっくりしました』

来生「料理なんてするんだね」

『いや、あまりしないです。流子さんにお留守番頼まれてて…家で待ってないといけないから、料理でも作ろうと思ったけど慣れてないことすぎて…苦笑」

来生「じゃあ僕、教えてあげようか？」

『えっ！？いいんですか！？』

来生「全然！Aちゃんになら教えるよ」