検索窓
今日:23 hit、昨日:64 hit、合計:81,533 hit

STORY 24 ページ25

私は佐倉さんの想いにグサっときてしまった

『私がその日鶴岡さんに付き添います。』そう言うと、周りは悩み出した。

医者「でも、君は最近ここへ来た人だよね?優秀かもわからない人と新人だけで行くのはどうなんだ」

上の人に言われた
たしかにそうだ。困っていると

浬「俺も行きます。その日俺も休んで付き添います。
計画も責任を持って見直します。なので当日緊急事態が起きた時の為に受け入れ態勢を整えて下さい。お願いします!!」

そう言って浬は頭を下げた。

佐倉「『お願いします!!』」
私と佐倉さんも頭を下げた

最終結論は当日朝、それまではカンファレンスを重ねよう。その条件付きで許可がなんとなおりた

『天堂先生、ありがとうございます』

浬「戻って計画立て直すぞ」

そういって計画の立て直しが遅くまで続いた



数日後
鶴岡さんの外出の日が来た

出発してしばらく経った頃

鶴岡 「っ。はぁっ。はぁっ。」

鶴岡さんが胸を押さえて少し苦しそうにした

浬「ちょっと失礼しますね、」

天堂 「A酸素流しとこう。」

『わかりました』

そうしてる間に車は会場につき、鶴岡さんを車椅子に乗せて中に入った。

『鶴岡さん。つきましたよー』

浬「体に負担がかかるのであまり長くはいられません。」

そう浬が言うとうなずく鶴岡さん。

車椅子を押し進めた。奥には野外の会場が広がってて

鶴岡 「エリ…」

そう言って呟いた鶴岡さんの先には綺麗な花嫁姿の
娘さんがいた。

佐倉「お綺麗ですね」

鶴岡さんは少ししか滞在はできなかったが、娘さんと元旦那さまと思い出をたくさん作っていた

帰りはとくに発作などもなく、
娘さんとも昔のお話しを聞かせていただきながら無事病院へ到着した。


ー病院ー
来生 「お帰りなさい。鶴岡さん」

鶴岡 「ありがとうございました。これからは来生先生の言うことをしっかり聞いて、オペを受けます。」

『元気になって、また娘さんに会いに行きましょうね』

鶴岡 「先生たち。今日は本当にありがとう」

天堂 「お大事に」

根岸 「じゃぁ、戻りましょうか」

そう言って戻っていった鶴岡さん
私たちも戻ろうと、病院の入り口に向かった時、携帯を触ろうと探してもない

『あっ!!携帯がないや』

天堂 「はぁ?」

『結婚式場に忘れたかも。ごめん。取りに行ってくる!先帰ってて!」

浬「ついていく」

『大丈夫!ごめんね!』

そう言って急いでタクシー乗り場に向かった。

STORY 25→←STORY 23



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.6/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
89人がお気に入り
設定タグ:恋はつづくよどこまでも , 恋つづ , 天堂浬   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:cana | 作成日時:2021年1月10日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。