恋はつづくよどこまでも (ページ23)

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STORY 22 ページ23

流子「間違いない。ストーカーだよ、これ！」

『いやでも、特に何も被害はないし、もしかしたらどこか優しい誰かが影からあたしを応援してくれてるだけかもしれないし』

流子「だから、それストーカーだから。」

浬「だとしたら物好きなやつだな。本当に居んのか？わざわざお前にちょっかい出すような男。」

『なによ！居るわよ、ストーカーの一人や二人ぐらい。失礼ね』

流子「いや、居たら困るの！！」

浬「ほんと危機感ねぇやつだな」

佐倉「そうですよ！どこから見られているかわからないんですよ！危ないです！」

来生「じゃあこういうのはどう？しばらく俺がA先生をガードするよ。なるべく行き帰り一緒になるようにして。」

流子「確かに！じゃあ頼んだ！！こうじ！！」
そう来生先生に言った。
あれ？来生先生の下の名前ってこうじだっけ？

流子「しばらく恋人っぽく振舞って上げて。」
躊躇っていると一瞬浬と目が合った。
それに気づいた、流子さんは

流子「それとも浬、あんたやる？」

浬「はぁ！？なんで俺が」

そう言いながらあたしの顔を見られたが
昨日のことがあって目が合わすことができず目を逸らした。

流子「じゃあ、決まり！！こうじ宜しくねー！」

『ご迷惑おかけいたしますが、よろしくお願いします』

来生「了解！じゃあ明日の朝迎えに来るね」

『はい！わかりました！』

浬からの視線を感じたけど見ることができず、私は浬の家をあとにした。

よーーーし
明日から来生先生と出勤だし寝坊しないようにしなきゃ！
でも犯人って誰なんだろ。
どうしてこんなことをするんだろ。

翌朝

家を出ると来生先生な下で待っててくれた。

来生「おはよう！」

『おはようございいます。わざわざ本当にすいません。』

来生「大丈夫だよ。じゃあ行こうか」