STORY 12 ページ13
オフィスで仕事をしていると佐倉さんが来た
佐倉「失礼しまーす。」
『どうしたの?』
佐倉「あ、A先生お疲れ様です。
天堂先生はいらっしゃらないですか?」
『あれ?どこ行ったんだろ。さっきまでいたんだけどな。すぐに戻ってくるとは思うよ?何かあったの?」
佐倉「いえ、あたしミスばっかりで迷惑ばっかりかけて居るのでクリームパンでも差し入れしようかと」
そう言い、浬の席にクリームパンを置こうしていると、浬の机に置かれている写真を佐倉さんは見ている様子だった。
そのときだった。
浬「警備呼ぶぞ!何か俺のもん盗みに来たんじゃないだろうな。」
佐倉「はい、先生のドSハートを盗みに!…なーんて」
『アハハハハハ』
浬がすごい目で、私を見てきた
『あ、ごめんなさい…』
浬「はい、さようなら。」
佐倉「分かってます。先生のSはストイックのSですよね。
血液バイオの件ではご心配おかけしました。」
そう言って佐倉さんは出ていこうとしたら
浬「神田さん。食欲戻ったみたいだなー。」
佐倉「そうなんですよー。退院したらゆうちゃん、
あっ!!好きな子をデートに誘う。それを励みに頑張るーって。」
浬「あまり1人の患者に深入りするな!」
佐倉「あのー、そういえば先生ってデートとかするんですか?」
浬「…ゴホッゴッホ」
珈琲を飲んでた浬が吹き出した。
佐倉「確認何ですけど、お姉様と住んでらっしゃると言うことは今は彼女はいない?」
浬「お前に報告する必要はない!!」
来生「またそんな事言って、勿体つけて。
安心しな、佐倉ちゃん。女っ気全然ないから。」
佐倉「じゃぁ!私先生のデート相手に立候補!」
浬 「却下」
来生 「そんなこと言ってると俺がもらっちゃうよ」
佐倉 「いやっ、そんな」
佐倉 「あっ、、光栄ですっ、来生せんせっ!」
ん!?なにな来生先生言うたね?
浬「趣味悪いなお前。どこがいいんだこんな厄介岩石」
佐倉 「が、岩石?」
来生 「ほんっとにひどいねぇおまえは」
佐倉 「もういいです厄介岩石、消えます失礼しました。」
来生 「俺は可愛いと思うけどねぇ。A先生も可愛い」
『いやいや、お気遣いなく…』
佐倉さん本当に浬のことが好きなんだ。
アタックがすごい。
私も、彼女がいるのか気になっていたから聞いてくれてよかった。
来生先生に、聞いたら浬の机にある写真の綺麗な女性のことわかるのかな。
気になっているんだよね。
浬にはかけないよ。
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作者名:cana | 作成日時:2021年1月10日 17時