恋はつづくよどこまでも (ページ11)

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STORY 10 ページ11

ーナースステーションー

ナースステーションの前を私が通ると

根岸「自分で針を刺した⁉」

佐倉「すみません。」

手を洗いながら謝る佐倉さん

佐倉「緊張から解放されてつい…」

『え、針刺したって大丈夫なの？』

根岸「すぐに感染対策室に、インシデントレポートも提出！」

佐倉「はい。でも、この通り大丈夫なので！」

と元気に笑いながら手を見せた佐倉さん

そんなときに
浬「なにが大丈夫だこの岩石が」

やっぱり浬めちゃくちゃ怒ってるじゃん

浬「いいか？俺は朝飯抜きで回診の後外来検査、怒涛の一日が待ってる、なのにおまえのアホくさいミスのせいでもう10分ロスしてる！邪魔しかしてないんだよお前は」

佐倉「すみません。すぐに用意します」

浬「もういい。酒井、かわりに介助たのむ。」

酒井「はい。」

佐倉「申し訳ありませんでした」

『え。沼津くん！酒井さんに介助頼もうとしたのに天堂先生に先越された。沼津く？お願いしてもいい？」

沼津「しゃぁないな、今日は運良くドクター来生はセミナーに行ってるから介助行ってあげるわ！」

『沼津くん！ありがとう！もう、もっとイケメンなら今頃彼氏かもー」

沼津「えっ、それ遠回しにブサイクって言った？なぁ、A先生？！ってA先生も俺にそんなこと言うん！？」
『うふふふ。沼津くんの扱いわかっちゃったかも？』

沼津「もういいし！こっちがお断りやわ、俺彼女おるしな！もう思ってること顔で想像できるけど怖いから口に出さんとくわほんま」

まさかあの沼津くんにも彼女いるだなんて←失礼
今日1のびっくりかも！？笑笑

－オフィス－

オフィスに戻ると浬が険しそうにカルテを見ていたからか浬のデスクに行くと、神田さんの心電図がパソコンに表示されていた

『房室ブロック？』

浬「あぁ。頻発してる。少量、胸水もみられる」

『じゃあ早くペースメーカー入れないといけないんじゃない？PVCに加えノンサスVTも見られる。』慎重にいかないと」

浬「思ったより時間がないかもな」

『そうだね』