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『ねぇ。パパ。かいりにいつあえる？かいりにあいたい！すきだもん』
父「いつかな。実は来週からパパの仕事の関係で外国へ行くんだ。しばらくは会えないかな」
『どういうこと？かいりにあいたいのに。かいりにもうあえないの？』
父「浬くんのパパに会いたがっていることは言うておく。でもドタバタするから会えるかどうか」
7歳の私。
結局お別れを言えぬまま
私はアメリカへ行くことになった。
浬からハートみたいな形をした石をあの日もらってそれだけはずっとお守りとして置いていた。
この20年ちょい浬のことを忘れることはなかった。
きっと彼女がいると思う
でも会いたい。
会いたい気持ちが大きいのに日本へは行けない。
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作者名：cana | 作成日時：2021年1月10日 17時
