29 NearMs. ページ30
『あ、あんたが時間取らないなら私も約束守る理由なんて無いよねっ!』
「……え?」
『………明日から髪も上げてパンツスタイルに戻してやる、』
「はぁ?」
「えっ、マジ?桃尻ライン見れる感じ?」
「………アンタ、そんな事思ってたの?」
ジョンハンとエビの声を聞きながら真っ直ぐとジスを見つめていると鋭い目のまま私を睨みつけるジスは黙ったまま私から目を離さない
『文句は無いでしょ?だって私だけ約束守る必要なんて無いんだから!』
「………………」
『どうせなら女としての魅力が上がる、って言ってくれたジョンハンの言う事を信用した方が私だって自信がつくからね!お尻だろうがうなじだろうが見せつけて歩いてやるわよっ!!』
「………………」
『ジョンハン』
「えっ、……え?」
『明日は私の桃尻をたっぷり見ておいてね』
「あ、……うん(?)」
そのまま黙り込んだままのジスと戸惑いながら頷いたジョンハンと口をポカンと開けているエビを置いてその場から去ると恥ずかしさが込み上げた。
私のお尻を見ていてね、なんて私は本当に女版のジョンハンじゃないか。でもそんな言葉を吐いてまで私はジスへの気持ちに抵抗したかった。
少しだけスースーした足下にも慣れてきたのに今日で最後だな、なんて思うのと同時にジスに染まりきった外見ともサヨナラだな、と思うと少しだけ寂しい気持ちも出てしまうのはそれ位ジスにのめり込んでしまってるんだろう。
髪についている大きな白い薔薇の髪留めを外すとハラリ、と落ちてきた黒髪に少しだけ泣きそうになった。
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ノルン(プロフ) - りりちゃんさん» コメントありがとうございます🙇♀️泣いて笑ってくれたのは嬉しいです👍ジョンハンサイドも考えております🥰めちゃくちゃフラグ立てました!笑 (4月6日 17時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
りりちゃん(プロフ) - すごい面白かったです泣いて笑いました!!!エビサイドの話も読みましたが、ジョンハンサイドのお話はあるのでしょうか、、、? (4月6日 14時) (レス) @page35 id: 0c4dd5db53 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - いーさん» 何気なく読んでたら私の作品!🙄それまた凄い🙄これからも気が付いたらコイツだな…みたいな作品書けるように頑張ります🥰これからもよろしくお願いしますね💋 (4月3日 22時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
いー - いつも楽しく読ませてもらってます😄何気なく気になって読んでいたらいつもノルンさんの小説です😆これからも楽しみにしています☺頑張ってください🎵🎵 (4月3日 21時) (レス) id: 1572353726 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - まるのさん» わぁー!まるのさん!こんにちは🥰元々書こうとは思ってましたが、読者の方に頭隠しての時から書く事がバレていた作品です😂思ったよりも嬉しい方多いんですね!一応あっちの時はサブ枠やったのに…笑 ぜひ楽しんで読んで下さい💋 (3月19日 12時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノルン | 作成日時:2024年3月17日 22時