chapter 7 ページ8
「ミ、ミンギュ、？……どこ、に」
「……………」
ミンギュは銃が置かれている所へと歩いて行き一丁の銃を手に取るとマジマジと銃を見始めた。
え、嘘でしょ？本当にそんなん持ってなんちゃら美術館へと行くつもり？待ってよ、心の準備が出来てないんだけど
『ミンギュ、何して、？………嘘だよね？』
「………M93R、」
『……え、』
「………M4A1ライフル、」
『……え、な、なに、？』
「………A、」
『は、はい、』
「そこの机の引き出しと、そこのロッカーを開けてみて。………弾、入ってない？」
『え、あ、……ま、待って』
ミンギュの呟いたアルファベットと数字に困惑しながら机へと歩いて行き引き出しを開けると水色の箱が見え、その箱を持ち上げると目を見開いてしまった。どうしてミンギュは弾の場所を知っているのか、
『あ、あったよ、』
「………9mmパラべラム弾、って書いてない？」
『え、……あ、あんた何で、……』
「………そこのロッカーは、5.56ライフル弾、？」
『え、』
少し震えた声でそう言ったミンギュを横目に急いでロッカーへと向かいガタンッと音を開けてロッカーを開くと見えた赤い箱。その箱を手に取り見えた文字に声が掠れてしまった
『………5.56ライフル弾、』
「………………」
『ミ、ミンギュ、何で、』
ミンギュへと視線を向けると、ミンギュは無表情のまま小さい方の銃に弾を込めていて銃のスライドを後ろに引くともう一つの銃を持ったまま私へと近づいて来た
『……え、や、やだ、何？ていうか、何で弾の込め方知って、』
そう伝えると私へともう一つの大きい銃を押し付けてミンギュは口を開いた
「……この銃に5.56ライフル弾を入れて」
『……は、……はぁ？そんなん、出来る訳、』
「いいからっ！！」
『…………っ、！』
そう言われて銃を手に持つと私の手は勝手に動き空のマガジンを抜くと新しいマガジンをセットするとボルトキャッチを叩いて装填した自分の動きに思わず体が固まってしまった
『な、何で私……弾の込め方なんて、知って、』
「………A」
私の名前を呼んだミンギュは私を真っ直ぐ見つめると一度深く息を吐き、私の両肩を掴んで私を落ち着かせるように声をかけた
「……A、落ち着いて聞いてくれ」
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ノルン(プロフ) - Kさん» こんにちは！読んで頂きありがとうございます🙇♀️最近、忙しくなり始めてお話を簡単に上げれなくなってしまいましたが、気長に待って頂けると嬉しいです😭 (3月12日 6時) (
レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - ほんとにほんとにノルンさんの作品が大好きで、毎日楽しみにしてます！！こんなに楽しい小説を書いてくださってありがとうございます！ (3月11日 21時) (レス) id: b54b5bae4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノルン
| 作成日時：2024年3月4日 0時
