chapter 6 ページ7
そうだよね、意味分かんないよね？私も分かんないんだ。
「え、ここ、……」
『分かんないの、私も目が覚めたらここに、』
「……………え」
「よう、兄ちゃん目が覚めたか？」
「へ、」
「アンタ、そこの路地裏で倒れてたんだぜ？外傷も無さそうだから連れて来たがお前噛まれてないだろうな？」
「は」
「おっと、自己紹介がまだだったな」
「え」
「俺は、SWAT突撃部隊のチャーリーだ。そしてそこにいるのは同じくSWAT人命救助部隊のマリアだ。」
「よろしくね」
「………チャーリーに、マリア、だって？」
まるでコピーペーストをしたかのような自己紹介をもう一度した二人に思わず苦笑いが漏れてしまった。ちょっと位言い方変えなよ、
そんな事を思った瞬間に耳をつんざく程大きいサイレンが鳴り響きどこからかアナウンスが聞こえる
"ウェストガンド州へお住まいの皆さん、この街は危険です。今すぐ逃げて下さい。この街は約72時間後に爆破されます、それまでにウェストガンド州にあるウェストガンド美術館の屋上へとお越し下さい。救助用のヘリが到着しております。繰り返します。ウェストガンド州へ………………"
『な、ん？ば、……爆破、？』
「………………」
ウェストガンド州？危険？逃げろ？……………爆破？
どういう事だ？何が起きているの？混乱している状態の頭でミンギュへと視線を向けるとミンギュは何を考えているのか、俯いたまま顔を上げようともしない。
「クソッ、……もう、そんな時間かっ」
「チャーリー、時間が無いわ」
「分かってる。おい、そこのお前っ！」
そう言われて顔を上げるとチャーリーさんはミンギュへと視線を向けたまま声をかけ続ける
「俺達はまだ救助しなくちゃいけない人がたくさん残っている！君は急いでウェストガンド美術館の屋上へと向かうんだ！」
「……………」
「ここにある銃は自由に持っていって構わないわ、オススメは手軽なハンドガンよ。」
「おいっ！マリア行くぞ！」
「それじゃ、検討を祈るわ」
そう言い残し私達を置いて出て行ってしまった二人に唖然としているとミンギュは黙ったままベッドから立ち上がり部屋の中を見渡した
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ノルン(プロフ) - Kさん» こんにちは！読んで頂きありがとうございます🙇♀️最近、忙しくなり始めてお話を簡単に上げれなくなってしまいましたが、気長に待って頂けると嬉しいです😭 (3月12日 6時) (
レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - ほんとにほんとにノルンさんの作品が大好きで、毎日楽しみにしてます！！こんなに楽しい小説を書いてくださってありがとうございます！ (3月11日 21時) (レス) id: b54b5bae4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノルン
| 作成日時：2024年3月4日 0時
