chapter 33 ページ34
「あ、そうだ。お前今度ウチ来る？」
『は？何で？』
「あのゲームの本来のストーリー気になんないの？」
『……あー、気になるかも』
ミンギュに高級焼肉を奢って貰う為に歩いていた時に言われた言葉に少しだけ興味心が湧き上がった
あのゲームは確かルート分岐しているって言っていた。本来はスングァンさんは死んでいたしジョシュアさんだって化け物になっていたんだっけ？
私達があの世界で色んな事を言って色んな行動を取ったからあんなストーリーになったんだよね？
だったら少しどんなお話なのか見たいなぁ。もしかしたら会ってない人もいたかも知れないし？
「いつ来る？」
『お互い時間空いた時しか無理だね』
「じゃあ時間空いた時また教えて」
『分かった』
それにしてもミンギュの家か、初めてだな。
きっとあのゲームの世界に入り込んでいなければミンギュの家になんていけなかっただろうなぁ。そう考えると今回の実験に参加して少し良かったかも。そう思ってしまう私は単純な人間だよなぁ、
まぁ、もうこんな実験なんて懲り懲りだけどね。
逃げるだけの勝ちを掴め！ Fin
『でもゲームしたらスングァンさん死んじゃうんだよね、かわいそう』
「まぁ、それが本来のアイツの運命だよ」
『ジョシュアさんだって化け物になっちゃうんだよね？辛いなぁ』
「何でお前が辛いんだよ」
『……化け物になったジョシュアさんもイケメンなのかなぁ？』
「はっ！残念だな？化け物になったジョシュアめちゃくちゃキモいよ？イケメンなんて言えなくなるから」
『………見たくないなぁ、』
「あんなキザ野郎どこがいいんだよ、娘の一人も守れないような野郎なんか」
『あんたも一人の女を守れてなかったけどね？』
「…………………」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 722人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ノルン(プロフ) - Kさん» こんにちは！読んで頂きありがとうございます🙇♀️最近、忙しくなり始めてお話を簡単に上げれなくなってしまいましたが、気長に待って頂けると嬉しいです😭 (3月12日 6時) (
レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - ほんとにほんとにノルンさんの作品が大好きで、毎日楽しみにしてます！！こんなに楽しい小説を書いてくださってありがとうございます！ (3月11日 21時) (レス) id: b54b5bae4c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ノルン
| 作成日時：2024年3月4日 0時
