chapter 26 ページ27
そうだね、このままここにいれば全員が間違いなく道連れだ。現に私は少しおかしくなっている。
目は霞み、聞こえる声はだんだんと遠くなり、鼓動は弾けそうな程脈を打ち続けている。
挙げ句の果てには全身の血が沸騰しているように熱くて妙にイライラしているんだよね、今にもアンタ達に掴みかかってしまいそうなほど
喉がヒューヒューと鳴る中二人を見ていると霞んだ視界の先ではスングァンさんに腕を掴まれて歩いて行く姿だけが見えた。
あぁ、一緒に出たかったね、ミンギュ。
遠くからバタンッ、と扉が閉じた音が聞こえた瞬間にその場に倒れ込んだ私は今人間の顔なんてしていないかも知れない
呼吸がしづらくなるほどの息苦しさに加速し続け湧き上がるイライラ感。頭がおかしくなる前に、そう思い銃に手を伸ばしてマガジンを抜き取りマガジンを放り投げるとマガジンは転がっていった。
どうしてこんな事になってしまったんだろうか？私はこのまま化け物になってしまうのか？
どうして実験に参加してしまったのだろうか？
考えた所で後の祭りだ。きっと私はもう少し時間が経てば人間じゃなくなってしまう。
考える事も疲れてきた私が願ったのは大好きだったミンギュの無事だけだった
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ノルン(プロフ) - Kさん» こんにちは！読んで頂きありがとうございます🙇♀️最近、忙しくなり始めてお話を簡単に上げれなくなってしまいましたが、気長に待って頂けると嬉しいです😭 (3月12日 6時) (
レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - ほんとにほんとにノルンさんの作品が大好きで、毎日楽しみにしてます！！こんなに楽しい小説を書いてくださってありがとうございます！ (3月11日 21時) (レス) id: b54b5bae4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノルン
| 作成日時：2024年3月4日 0時
