chapter 18 ページ19
『ミンギュ？どうしたの？』
「……あぁ、大丈夫かなぁ？って」
『な、何が』
「……ゲームん中では死んでるやつが生きてる訳じゃん？何か、ストーリーとか変わってきたりすんのかな？って」
『………え？』
「ほら、スングァンの時だって生きてたはずのゾンビ達を倒して行っちゃったし？しかも今回はアイツの家に向かうじゃん？そんなんストーリーに無いから、そこから先はどうなるかとか分かんないんだよね。
………まぁ、何も無い事祈るしか無いだろうな」
『………………』
ほう、助ける事で話が変わっていってるのか、
確かにミンギュからすればこの先の話が分からないから少しは不安かも知れないな。そんな私達に構わずあの人はさっさと行ってしまったけど。
「どうしよ、化け物とか出てきたら。予想外の所で出て来たら俺パニックになる自信あるわ」
『……えぇ、頼りないなぁ』
「お前よりまだ頼り甲斐はあるよ」
『私はゾンビに追いかけられたらミンギュを突き飛ばして逃げる自信しか無いけどね』
「お前、薄情な奴だな」
苦笑いするミンギュと共に男性の後を急いで追いかけるとある家の前に男性が立っていて私達へ待っていろ、と伝えるとそのまま家の中へと入って行ってしまった。
待つ事5分ほどだっただろうか？
男性は一つの写真を手に取ったまま家から出て来ると胸ポケットへと写真を仕舞うと私達へと声をかけた
「悪い、自己紹介がまだだったね」
「え、あ、あぁ、名前……うん、」
「俺の名前はジョシュア。こんな顔してるけどアメリカ人なんだ。よろしくな？」
「あ、そ、そんな名前だったんだ、」
『よろしくお願いしますね、ジョシュアさん」
そうジョシュアさんへと伝えるとコクリと頷いた後、ショットガンを肩にかけたまま、また一人で進み始めてしまった。
「ジョシュア………なんだ、」
『名前までイケメンだねぇ？』
「攻略では、アイツの名前【変異型S-1TYPE】だったんだけどなぁ、」
『………本人にそれ言っちゃ駄目だからね？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 722人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ノルン(プロフ) - Kさん» こんにちは！読んで頂きありがとうございます🙇♀️最近、忙しくなり始めてお話を簡単に上げれなくなってしまいましたが、気長に待って頂けると嬉しいです😭 (3月12日 6時) (
レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - ほんとにほんとにノルンさんの作品が大好きで、毎日楽しみにしてます！！こんなに楽しい小説を書いてくださってありがとうございます！ (3月11日 21時) (レス) id: b54b5bae4c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ノルン
| 作成日時：2024年3月4日 0時
