51 Cits ページ3
そんな叫び声が聞こえた後に遠慮無く通話終了ボタンを押してやった。アンタの失言は今回ばかりは許してやるよ。私も嘘をついたからね。
何着か選んだ店用の服を手に取りレジへと向かい会計を済ませて時間を確認すると彼女を美容院へと送り届けてから結構な時間が経っていた。
『もう、終わったかな？』
服を持ったままショッピングモールから出て駐車場へと向かい車に乗り込んで鍵を回すとかかったエンジン。
一体彼女はどんな姿になっているんだろうか？ショートカット位？それともミディアム？いずれにせよ顔は小さいしどれでも似合いそうだ。
そのまま駐車場から出て美容院へとキッチンカーを走らせると、彼女の変貌ぶりに期待しながら道路を走り続けた。
「お待たせしましたっ！もう終わってますよ！」
『そうですか、遅くなってすみません』
「いえいえっ！こちらです！」
そう言われ美容師の方へ案内されるまま着いていくと待合室のような所で私のワンピースを着た彼女の姿を見て足が止まってしまった
「あ、オーナーさん。……お待たせ、しました」
『あ、うん、……あ、いや、待ってないよ、うん』
私を見て深々と頭を下げた彼女に思わず口角がヒクついてしまった。メイクをして髪色と髪型を変えれば人間はこんなにも変わってしまうのか？
ポカンと開いた口を閉じる事が出来ずにマジマジと彼女を凝視すると私の姿を見て首を少し傾けた彼女。
そんな姿がとてもよく似合う姿になってしまったね？私が同じ姿で首を傾ければスンチョルには笑われてしまいそうだけど
「あの、……に、似合っていますでしょうか？」
『うん、めちゃめちゃ』
「あぁ、……良かった、」
『………………』
女として負けた気分だよ
雰囲気がガラリと変わってしまった彼女の姿は以前とは全くの別人に生まれ変わった
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ノルン(プロフ) - 小蝦さん» お読み頂きありがとうございます🙇♀️かなり長くなったのですが読んで頂き感謝です☺️これからも是非、楽しんでって下さい💋 (2月27日 17時) (
レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
小蝦(プロフ) - ノルンさん完結おめでとうございます！今回もとても面白く更新が楽しみでした！次回作も楽しみにしてます！！ (2月27日 14時) (レス) @page31 id: 1f0b770aa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノルン
| 作成日時：2024年2月22日 23時
